僕は思想をコンテンツで提供できる人になりたい

思うこと

世の中にはリーダーに憧れる人がたくさんいる。

例えば、起業してかっこいい経営者になりたいとか、会社を上場させたいとか、自分が影響力を持つ個人になりたいとか。

あるいは会社で出世して管理職や役員になりたいとか。

そういえば前職の先輩で、僕が新卒時代の「私の目標は、この会社でマネージャーになって、マネジメントをすること」と語っていた人がいたなあ。

最初は冗談かと思ったけれど、どうやら本気だったらしく、また同じようなことを言う人たちがたくさんいたなあ。

僕自身はそこへの憧れは1ミリもないのだけど、目を輝かせて聞いているふりはした。その先輩は少し前に、マネージャーに昇進したという噂を聞いたから、夢が叶って良かったなと思っている。

さて、僕は将来の夢や目標は何か?と聞かれたら、学生時代は「本を書くこと」と言っていた。

しばらくして「コンテンツを発信できるようになること」とか「高等遊民として引きこもり生活ができる状態を確立する」と考え方がアップデートされた。

コンテンツを発信するというのはつまり、思想をばら撒くということ。

世の中には、リーダーとそれ以外がいる。奴隷と王様といってもいい。

でも、実はリーダーや王様の上位概念というものがいつの時代も存在する。それが「思想家」と呼ばれる人たち。孤高の存在。

例えば総理大臣は日本で一番偉いリーダーのひとりだけど、その総理大臣の思想を創っている思想家が裏には必ず存在する。

どんな組織のリーダーであれ、政治家であれ、経営者であれ、リーダーを目指すのは素晴らしいこと。誰にでもなれるものではない。

でも、僕自身はたくさんの人を率いるリーダーにではなく、リーダーに影響を与える孤高の思想家として、コンテンツを発信するというところになんともいえない美学を感じるのだ。

今は僕自身、独立して経営者としての振る舞いがあるのだけれど、いつかはそこからコンテンツを生み出し発信する側にシフトしていきたい。それが僕の30代の目標なのだ。

今の生き方は最高だけど、きっといつか飽きがくる。

思想やコンテンツを生み出し、提供できる存在になることを目指して、実績作りとネタ集めに、最高な日々を過ごしています。本当にありがたい。