夏季休暇は家で仕事をしています

社会人4年目(大阪→東京)

来週から会社が夏季休暇に入ります。
お盆休みということで、会社は休みだけれども、今年はコロナの関係で帰省できないという人も多いのかもしれません。

僕の会社では夏季休暇(年5日)を1年の中でいつ取得しても良いという規則になっています。
8月のお盆休みはクライアントが止まるため、大半の人が8月に合わせて夏季休暇を取得するのですが、今年は僕は東京への引っ越しに夏季休暇を当てようということで、来週(8月2週目)は出勤をすることにしました。

出勤と言ってもひたすら自宅勤務なのですが、社外も社内の大半が休みのため、やりとりをして物事を前に進める仕事をするよりは、じっくり考えたり資料作りに当てたりする時間にするつもりです。

僕のボスにあたる部の責任者がいるのですが、今年の4月に立ち上げた新しい部は僕を含めて3人しかいないので、4月からの4ヶ月は超特急で進んできました。

日々、1日の始まりよりも1日の終わりになる方が「やるべきこと」が増えており、仕事が半永久的に増えていくという状態だったので、しっかりと考える時間、資料を修正しながら作り込む時間、分析をする時間に当てることができるのは組織にとっても資産になるわけです。

特に僕は企画の立場ですから、考えて出すアウトプットに価値がつくわけです。
それを見越して「家で好きにやっていいよ」と言ってくれるボスには感謝です。

勉強する時間を持とう

僕はクライアントワークとして営業、コンサルの仕事を3年間してきました。
最初の1年間は新入社員ということもあり、あらゆることに取り組みましたが、要領を掴めてくると、1日の中での稼働時間は半分くらいになります。

2年目から徐々に平日の稼働時間を減らしていくことができ、3年目になる頃には平日の仕事での稼働時間は平均でおそらく4〜5時間程度まで減っていたと思います。

その中にはクライアントとの打ち合わせ時間も含まれますから、それ以外の時間は寸暇を惜しんで本を読んだり、勉強をしたり、考えたりというインプット中心の時間を過ごすことができた。

インプットの時間を削り、もっと目下の仕事を頑張れば、会社人としての業績はもう少し伸びたかもしれませんが、それは瞬間的なことです。
会社からのもっと高い評価を得るために頑張るという時間を、自分の人生を中長期的に見た時の投資に当てる。

20代でその状態を作ることができたことによって、今27歳の僕のキャリアの選択肢はかなり充実してきたと思うのです。

「いかに読書や勉強の時間を確保できるか」ということを考えて仕事をしていたので、もちろん仕事においては会社から何かを言われない状態を作るということは大前提でした。

これから社会に出る学生や、20代の人たちに僕から言えることがあるのであれば、それは「外回りの仕事をでっち上げてでもいいから、カフェで読書をする時間を確保せよ」ということです。

そのくらい、20代で勉強をする習慣があるかないかで、その後の大きな分かれ道になります。
20代のうちは、言っても同世代の周りの人たちも社会人としての経験が浅いですから、仕事的な意味で差が見えづらい環境です。

でも、これが30代になってくると、本業で頑張ってスキルをつけたり実績を出せるようになるというのは前提で、それ以外に自分一人で黙々と勉強をしてきたか否かが、明確に分かれます。

毎日合間に本を読んだり、オフの時間にアウトプットをしている人と、毎日会社の同僚と飲みに行っている人との実力差というのは、20代のうちは目に見えづらい。
でもそれが30代になると明確になってくるのは間違い無いのです。

「20代の割には」「若手の割には」と言われていた立場から、そんなことは一切関係なく、会社全体の看板と業界の意思表示の立場みたいなものを背負って言動を見られるという入り口に差し掛かり始めています。

30代になった時に「意外とサボったんだね」と言われないように・・

楽しくマイペースに、でも没頭できる人生でありたいものです。