受験勉強は時給4万円の超高額アルバイト

2020年5月3日子育て論, 学生時代

大手人材会社調べの出展による記事で「ビジネスパーソンの平均年収は408万円」という記事がありました。

年々、平均年収が下がっている時代ではありますが、高校生の人たちはよくアルバイトをするのだと思いますが、今の時代(そして特にこれからの未来)を考えたら)実は受験勉強は最強のアルバイトですよ、という話を書きます。

まあ、結構有名な話なので、知っている人も多いはず!

僕は和田秀樹さんの「受験は生涯賃金に換算せよ」と書かれた本を中学生くらいの時に読んで、こんなにお得な話があるのか!と興奮したことを覚えています。

難関大学に必要な勉強時間は平均4000時間ほど

と言われています。最低限の基礎学力がある平均的な高校生を想定しています。

ちょっと勉強不足かな、という人だと5000時間くらいでしょうか。

1年365日なので、高2の冬から毎日10時間やります、というイメージ。(土日はもうちょっとやります、みたいな)

さて、あくまでも統計論的な話ですが、一般的な大卒の人で、日本企業で定年まで働く人の生涯賃金は大体2億円〜2億5000万円程度と言われています。

が、これが例えば高学歴と呼ばれる人たちになると、一般的に上場企業に就職をするケースが増えるわけですから、生涯賃金は上がり、3億円〜3億5000万円程度と言われています。

受験勉強に対する時間を4000時間、投資することで、生涯賃金として1億5000万円以上の差が出るとするならば、「1億5000万円÷4000時間」でその時給は「37,500円」となります。

要は高校時代に、約4万円もの超高額アルバイトをしていることと同じで、もちろん10代の過ごし方というのは色々な考え方があるのだけれど、1つの考え方として「受験勉強を生涯賃金で換算する」という考え方もあるよね、ということだと思うのです。

 

とまあ、実はこういうことには10代の頃には気付くことができず、大人になってから「ああ、あのとき・・」と思うことが多いのです。

10代の頃に気付けるからこそ、ということだと思うのですが、それもまた人生。

もし、このブログを10代の若い人たちが読んでくれているのであれば、絶対に勉強はしておいた方がいいですよと言いたい。
そしてできるならば、1つでも上の大学に入っておいた方が人生トータルで見たらお得です。

もし、今更そんなことを言われても・・という方であれば、今この瞬間から10年単位で人生を変える毎日を積み重ねていこうと言いたい。

人生は10代の生き様だけで決まるものではなく、今この瞬間の日常の積み重ねで決まるのですから。

1つでも、そのヒントになれることがあればいいなと思い、僕は日々、ブログを綴っています。