日本の経済政策?簡単でしょ

思うこと

ちょっとこの記事を読んでみて欲しい。

「沖縄県の経済」と「観光」の観点から論じた記事。

(ワードプレスではTwitterのシェアが便利なので、そちらを使ってます。笑)

さて、この記事が言っていることは、

・沖縄県の観光収入は増えてきた一方で、沖縄県の経済は豊かになっていない
・外国人観光客(特にアジアの人たち)にとって沖縄は「一番近い日本」

という2点。

観光業で県経済に一番影響が大きいであろう「小売業」が全く成長していないことが、問題定義として挙げられている。
(過去10年間で沖縄県の小売業はほとんど成長していない)

筆者は「付加価値をつける」「沖縄らしさの体得」ということを書いています。その通りだと思います。そのために、どうするか?

その前に1つ、こういう経済施作を考える際のヒントについて書きます。

円安もアベノミクスも目先論。国が稼ぐ力をつけるには・・?

例えば、今の日本景気が下がっているよねだとか、国際的な競争力がなくなっているよねだとか。

アベノミクスの経済政策も良いのです。円安も良いのです。ですが、ご存知の通りそれらは全て目先論です。

国が豊かになるにはどうしたら良いのか?

これ、実は答えはすでに出ているのですが、お分かりでしょうか。

答えは簡単です。国民1人1人が稼ぐ力をつける。以上です。

ようは、労働生産性を高める。1人あたりが稼ぐお金、生み出す価値をあげるようにする。これ以上の経済政策はありません。

ね?簡単でしょ?

 

じゃあ、そのためにどうするのか。

勉強するしかないでしょう。

そう、教育に投資をする。医療費やお年寄りの年金問題云々、箱物行政や補助金助成金にお金を回している分を、可能な限り教育投資に回す。以上です。

そうすれば、10年単位でメキメキと国力が上がります。

だって、教育に投資をしていて、成長していない国がありますか?

 

勉強といっても、5教科7科目の勉強を頑張るとか、そういうことではない。笑

例えば、僕がこうしてブログに書いているようなこと。

自分の頭で考えるとか、社会の仕組みを勉強するとか、世界の経済の仕組みに興味を持つとか、なによりも「お金」について勉強をするとか。

その基礎として、5教科7科目があるし、それらは実用です。

国民が自由に伸び伸びと学べる環境と仕組みを用意し、そこにお金をちゃんと投資してあげる。

学校の教師だけでは大変ですから、親が勉強しなければなりません。親が勉強しないのに、子供が勉強嫌いの理由を学校の責任に求めても無理なのです。

 

ね?簡単でしょ。

嘘。簡単なことを簡単にいうのは簡単ですが、実行するのは難しいというのは十分に承知をしています。タイトルも若干釣りの要素があってごめんね。w

沖縄県の小売業が勉強をすれば良い、以上

話を戻して、上の沖縄県の経済についての話です。

経済政策を考えることも重要ですが、本質的な改善は、県民1人1人の意識の向上です。終業後に飲みに行くのではなくて、その時間とお金を勉強に使えば、必ず県民は豊かになります。必ずです。

そのために県全体でとか、企業はどういう仕組みを作るのか。それは考える必要があるのですが、本質としては勉強をし、学んで、マーケット感覚を身につける。これ以上の答えはありません。それらは日々の勉強で培えるものです。

勉強のサイズは色々あります。種類も色々あります。例えばの話を書きます。

 

なぜ、海外(特にアジア)の人たちは、沖縄に旅行に来るのでしょうか?

それは、「日本人が憧れる観光地」だからです。

もっと言うなれば、彼らにとって「沖縄」も「日本の一部」です。
僕ら日本人の多くは、沖縄をどこかハワイのような、「パスポートのいらないリゾート地」として捉えています。

だから日本人は漠然とした良いイメージを沖縄に思い描いているし、沖縄に行く日本国内の旅行者は、ビーチサンダルに半袖短パンのような開放的な格好をするでしょう?だって、半分はリゾート気分で行くのです。青い海が待っていて、リラックスできると思っているでしょう?

日本人が沖縄に対してそういう印象を持っている。それを海外の方は敏感に感じ取っていて、日本人が憧れる沖縄に旅行に行くのです。

海外の方からすれば、沖縄も日本です。言うなれば「アジアに一番近い日本」と思っています。

なので、彼らがお土産に買って帰りたいのは「沖縄独特の民芸品」ではなく「日本らしいお土産」なのです。国際通りや空港で、500円〜1,000円の民芸品や、アロハシャツを売っていてもしょうがないのです。

そんなものより、松坂牛や夕張メロン、日本の伝統工芸品の方が、よっぽど売れます。

 

上に書いたことは一例ですが、勉強をするとはそういうことです。

いま、海外の人たちから見て、日本はどう見られているのか?

30年前の「ジャパン・アズ・ナンバーワン!」と思っている海外の人なんて誰一人としていません。

少し角度を変えた僕の提言を書いてみました。

いかがでしょうか。コメントがあれば是非メールをくださいね。