今の社会が求める価値ってなあに?

2020年1月13日思うこと

去年、僕の会社を辞めた先輩(いつも書いている人ではなく、これまた別の先輩)で慕っている人がいるのだけれど、久しぶりに電話で話して「発信するわー」と言っていた。

世の中を見渡せばチープな「発信術」が溢れているわけだけれど、手段じゃなくていいから一つずつ丁寧にアウトプット「し続けること」は膨大な財産になると思う。

考えの蓄積は、まさしく今僕が書いているブログなんかもそうだけれど、何十、何百という単位で積み重ねられたそれは間違いなく土台になる。

 

以前、【転職と就活をアップデートせよ】という上のような記事を書いた。

その中で、

・就活生(を含む)若者には、ギャップイヤーを持とう
・会社勤めをしている人には、個人としてマーケットに出る経験をしよう

ということを書いた。

その「個人としてマーケットに出る経験」ができる最大のツールが、SNSであると僕は思う。

例えば、こうしてブログを綴っていると、その内容に共感してくれる人が1人、また1人と増えてくる。このブログだけで1000近くの投稿記事があるわけだから、僕が好きなこと経験したこと考えたことを毎日書けば書くほど、世の中が見てくれる材料が増えていく。

そうすると、「こういう記事が読まれるんだ」とか「いいこと書いたと思ったけど、そうでもないな・・」という反応が、分かりやすくPV数や滞在時間となって表れる。

し、リアルにメールで「あの記事がよかった」とか、以前あったのは記事を引用されて「これはあかん!」とかいう指摘をもらったりだとか。笑

何が言いたいかというと、ネットを通じて広いマーケットに投げかけを行うことで、僕自身と、僕自身が生み出した”コンテンツ”が直接マーケットからのフィードバックを受けることが出来る。

ああだこうだと言う側から、ああだこうだと(見知らぬ人たちから)言われる側に回るというのは、そういうこと。

その蓄積が、僕が個人として、できること・できないことの明確化につながっていく。

ということで、これからの時代を生きる中で、どんなスキルが求められるのか?ということを僕なりに書いてみようと思う。

これからの時代に求められるスキルとは?

僕が思うに2つあって、1つは何かを「生み出す力」。制作。創作。作り出すということ。

なんでもいい。文章でも、音楽でも、動画でも、料理でも創作活動でも、絵でもプラモデルでも。個々人の違いが価値になる時代だからこそ。

そしても1つが、作り出したものを「発信する力」。

何故かというと、世の中が求めているものが変わっているからだよね、という話。

社会が求めているものが何かというのは、その時代時代によって変わる。

現代社会で何が求められているのか?ということを丁寧に紐解いていくと、これからの時代に求められるスキルが上の2つだということが見えてくる。

現代社会が求めていること

今の社会が求めていることって「元気さ・明るさ」「(感動の)体験」そして「つながり」の3つ。

その根っこにあるのは、「もの」ではなく「体験」を求める人々と社会背景。

なぜこの3つが大切なのか?ということを僕なりの解釈も込めて書いてみるね。

かつての日本のように、ものがなかった時代には、人々は「もの」を求めた。

いい家電、いい車、いい製品、いい家。

何故ならば、ものがない時代では、ものがあるということは「価値」だった。

「価値」=「需要」>「供給」

価値とは、より多くを求められることで決まるのだ。

昨日より今日、今日より明日。
「未来は良くなるもの」だと信じて誰も疑わず、より豊かな生活を求めて「いいもの」を求める社会がそこにはあったわけで。

そして時代は変わり、僕らは豊かな生活を手に入れた。

生活に困ることはなく、一家に一台テレビを置くどころか今や1人1台スマホやパソコンを持つ時代。

豊かな生活を手に入れた僕たちは、「もの」自体に価値を見出さなくなったのです。

ものが溢れた社会が求めるのは「物語」

そして僕らは、あらゆることに「体験」を求めるようになった。

単なる「もの」ではなく、そこにある「物語」に共感をし、感動したい。

僕らの当たり前がここまで大きく変わったのは、豊かさにお腹いっぱいになったからなのだと思うのです。

人々は無意識的に「物語」を求める。それは古代から変わらない人間の本能のようなもので、何千年も前から、それこそ文字がなかった時代から人々は本能的に物語を求めていた。

 

現代は、社会全体が「元気さがなく」「ものが溢れている」時代

だからこそ僕たちは、無意識的に「元気さ・明るさ」を求めるし、そこにある体験、それも「感動体験」を求めるようになる。1%の感動体験だ。

元気がない自分を元気にしてくれる場所やサービス、明るさを提供してくれる人に対して対価を払う。自分がお金を使っているものって、そうでしょう?

そして人々は新しいサービスにお金を払う。新しいことと、そこにある刺激を求める続ける私たち。

技術の進化によってコミュニティの定義が変わり、人々は、自分が好きなもの・承認欲求の先として「つながり」を求める。

今の私たちが求める「体験」や「物語」はすべて『つながり』によってもたらされる。

自分の好きなことや、自分に似た価値観の人たちとつながり、体験を分かち合うことが何よりの喜びになり、だからこそインターネットというものがもたらしたIT革命はここまで急速に私たちの生活を変えた。

世界中から情報がリアルタイムで手に入るというメリットを超えて、人々を虜にするのは何よりも、最大の喜びである「つながり」をもたらしたからではないでしょうか。

=== 

まとめ。

これから求めらる能力というのは、例えば昔求められていたスキルとは異なり、今、価値あるものが何か?ということを捉えられるマーケット感覚に他ならない。

いま、価値があることが、10年先に同じかどうかは分からない。

今の時代の中で、何が求められているのかを考えるスキル(=マーケット感覚)を磨くことを考えてみると良い。
自分自身がマーケットに出る経験が大切で、そのためには自分が創り出したものを発信することで見えてくるのではないでしょうか!

 

ということで、楽しみにしていますね!笑

いつもブログを読んでくださって、ありがとう。

 

<追伸>
自分自身の市場価値を図る安心材料の(あくまでも目安)の1つとして、転職エージェントに登録してみるというのも一つの手です。

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あとは、自分自身で学び直しをきちんとしよう。機会はたくさんある今の時代なので。

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加えてもう1つ、ブログを書くとか、発信をするとかいう経験もいいと思います。自分のスキルや経験を価値に変えてみる経験。

スキルのフリマ【ココナラ】