トップ商談でしか感じられないリアルビジネスの空気感がある

2018年12月30日社会人2年目(大阪)

以前から懇意にしているトップ経営者の方がいて、新たな事業を作り出すというところでたくさん関わらせてもらっています。

今日は和歌山巡りの日。以前にも書いたことがあるのですが、時々、和歌山県の企業回りに行くわけです。

今日も先輩と2人でレンタカーを借りて、ひたすら回り。
珍しく僕が運転をしていました。

その中で見つけた、ちょっと遅めの紅葉が綺麗で。

紅葉
遅めの紅葉が綺麗でした

トップ商談に学ぶリアルビジネスの空気感

年商100億円規模の製造業のある会社とある会社の社長同士を紹介させてもらい、トップ商談でビジネスの話をする場を作らせてもらったのですが、なんとも言えずに最高でした。

よく、商談の入りで「アイスブレイク」とか言いますが、トップ商談の入りはすごく独特。いつも思うのですが、そもそもの自己紹介のレベルがすごいのなんの。

よく「共通項を見つける」みたいなことをいうと思いますが、それが更にエッジがきいてる感じなのです。

「〇〇大学(海外の有名校)のMBAですよね、何年入学ですか?」
「それなら、私の近しい誰それさんってご存知ですか?」

とか、

「(社員の方に向けて)GLOBISに通ってもらおうと思っているんですよねえ」
「あ、そうなんですか?その講義、以前私が担当していたんですよ、大変ですよ(笑)」

とか、どういう会話やねん、って思って聞いていました。(ある会社の代表の方が、GLOBISというMBAの「教わる側」ではなくて「講師」をされていたのです)

ビジネスエリートの人たちは、相手のことをこれ以上なく事前に調べて、練りに練って商談に入っているのだと思いますが、それを見せずに「あ、そういえば」みたいな感じを装うわけです。

それが相手に気を使わせないプロかと思いつつ、「絶対、たまたまじゃないでしょ、その情報。笑」と心の中で突っ込むこと数回。

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さておき、やっぱりトップの経営者はすごいですね。

最初こそ、笑顔で話しつつも若干の駆け引きの空気感を感じましたが、瞬間的に相手との距離感を掴んで、一気にビジネスの話を展開していくあの独特の感じ。

20代でこういう場にいさせてもらって良いのだろうか?と思いつつも、この場は僕が設けたんだからちゃんとせねば。笑
と思いながら、あまりの引き出しの多さとレベルの高さに圧倒されていました。学ばされました。

お互い、今までくぐってきた相当な数の修羅場が、彼らの今を支えているんだろうなあと、そんなことを思いながら、ピリッとした空気感を楽しんでいました。2時間なんてあっという間ですね。

僕も本気でこのビジネスに噛んで行きます。

学ばせてもらうことだらけではありますが、本流は彼らに任せ、それ以外で価値発揮ができるところが僕の価値です。甚だしさ、出して行きます。

個人の人脈こそが命!だからこそ学歴は大事

ボードメンバーや新たな事業を任せる人をどういう風に持ってくるのか?という話がとても興味深くて、
結局は、ほとんどは個人のネットワークに依存するのだという結論になりました。笑

帰りの車の中で僕の先輩とも話をしていましたが、学歴は大事!

彼らは大学や大学院が極めてレベルが高く、またキャリアの中で出会う人たちもエリートが多いわけです。

彼らの知人・友人が各分野で活躍しうる人たちが多く、それがまた更に上澄みのネットワークを形成しているのだと認識させられました。

「子どもには絶対高学歴の大学へ行かそう」と、京大法学部出身の僕の先輩がつぶやいていたことが印象に残っています。

今回の商談でも、「どこでその方を見つけてこられたんですか?」という会話が往往にしてありました。
というのも、会社の戦略として「こういう新たな事業を手がけている」という話をした時に、どうしても「その事業を任せる人」が必要になるわけです。

あるいは、「いま、新しくどこの会社と組んでいて」というときに、絶対「そんなニッチで、かつぴったりな会社をどうやって見つけてきたの!?」と思わされるものが多いわけです。

その回答は十中八九で「個人的な〇〇の知り合い」とか「〇〇団体の人の紹介」とか、そういうものになるわけですね。

「ちょっと知り合いがいてね」というけれど、知人・友人がそもそも半端なくレベルが高いのです。なんじゃそりゃ。

社会では密談で物事が決まり、それが世の中に波及する

以前にも『社会では「この場だけの話」で物事が進む』という記事を書きました。

僕はいまこういう仕事をしていて思うことですが、世の中の経営者の方々、あるいはトップエリートの方々がいて、彼らの密談で全ての物事が決まっていくのです。

民主主義というのは建前です。当たり前ですが。

世の中には「普通な人」が圧倒的多数を占めているわけです。凡人ですね。

ビジネスにおける意思決定に民主主義を持ち込むと、凡人の意見に収束するというのが関の山です。

仕組みを作るのは圧倒的少数の人たちです。トップ商談でしかビジネスは動きません。
その人たちが意思決定をし、仕組みを考え、それが世の中に波及をする。

これが世の中の縮図であるということを、僕はこの仕事を通して学ばされています。

 

追伸)レンタカー@梅田のオススメはこちら

個人としてレンタカーを使用する場合は圧倒的に「タイムズレンタカー」が良いのですが、会社の領収書を切って借りる場合は、やっぱりお店型のレンタカーがいいです。

ということで、大阪梅田近辺でよく使わせてもらっているレンタカーをご紹介。

まず、こちら「ニコニコレンタカー梅田店」。よく活用させてもらっています。

JR側にも近いし、阪急側にも近い。ENEOSの中にあるので、帰ってきた後にそこで給油ができるのもベスト。安いです。

次にこちらの「JR駅レンタカー」というもの。

JRと西梅田の間くらいにあって、安くて使い勝手がいいのでおすすめ。

ちなみに、JRのチケットも合わせて予約するとやすくなるそう。(僕は使ったことがないのですが)

よかったら参考にしてみてください!