大々的なイベントを見て思ったことは、お金の無駄遣い!?@インテックス大阪

社会人2年目(大阪)

「インテックス大阪」というイベント会場がある。

今週は水曜日から金曜日まで、複数のイベントが各会場で行われており、僕の会社も出展しているということで、ブースに立つ運営側として参加してきた。

こういう会場を見ていて面白のは、その会社のトップが考えている脳みそがそのまま露呈されるなあということ。

派手なブースに派手なコンパニオンを揃えて「いかに目立つか」ということを前面に出している会社は、やっぱりそういう企業文化なんだと思う。

この3日間は毎日、あさの10時に会場がオープンになる。10時になるとお客さんが入ってくるということ。

僕は前入りで9時前には会場に入っているんだけれど、9時半くらいから出展している各会社が一斉に朝礼のような打ち合わせを始めるわけで。

30名くらいで円陣を組んで、めちゃくちゃ体育会系に大声を出している会社が目の前にあって、やっぱりそういう感じで働いている人たちは、こういう会社が合っているんだろうなと思った。(僕には無理です、ごめんなさい)

そのお金はどこから出ているかを考えたことがあるか?

このイベントを見ていて思ったのは、本当にこのイベントはお客さんのためになっているのか?ということ。

入り口からたくさんの人たちが入ってくるのだけれど、会場に足を踏み入れた瞬間に「〜〜に興味はありませんかー!?」と大きな声で目の前に立ちふさがって、よくわからない営業を仕掛ける。

会社によっては「名刺を何枚交換しろ!」というノルマを課している信じられない企業も存在するが、僕にはその感覚が1ミリも理解できません・・ごめんね。

ふと、そんな言葉を漏らしたら「そもそも、こういうイベントは、そういうもの」だと会社の先輩に一蹴されたのだけれど、本当にそうなのだろうか?

少なくとも「そういうもの」だと決めつけずに、一度は疑ってみたほうがいいかもしれない。

たとえば、各社共々に「いかに目を引くか」「いかに足を止めてもらうか」ということを考えた結果、たどり着く答えが「ノベルティを配る」というところに落ち着くわけで。

例えば、ペンをあげます!バッグをプレゼントします!ということならまだしも、
ブルートゥースのスピーカーを差し上げます!
とか、
(当社のロゴが入った)タンブラーをプレゼントします!
という会社まで存在するわけで。

しかもそれをさも「どうだ、私たちの会社はすごいだろ?」と言わんばかりの得意げな顔で「こんなにすごいものをあげるんだから、アポイントをちょうだいよ」と言わんばかりの表情で。

ここでいうけれど、一度、その神経を疑ったほうがいい。笑

本当におかしいとは思わないのだろうか?

そのお金は、誰でもない、顧客からきているわけなのです。

 

金融機関なんかでよくあるけれど、街頭で銀行名が入ったティッシュなどを無料で配っているのを見かける。

そこの金融商品を買っている人は、「私たちのお金を無駄遣いしないでください!」と言ってもいい。

少なくとも、企業体としてビジネスをしているならば、そのくらいの感性はあってほしいものですね。

<追伸>
僕の会社も、どこの会社も、イベント専用のコンパニオンさんがブース前に立っています。
企業のお偉いさんなんで、みんなおじさまなのですから、美人が「こちら、どうですか?」というほうが破壊力があるわけです。

<追伸の追伸>
いろんな会社の受付の女性の表情を見ると、これまたその会社の脳みそが露呈される。受付は会社の顔ですね。