カフェもコンビニもタクシーもスマホひとつで

思うこと

8月31日の日経新聞に載っていた記事ですが、「楽天ペイ」がめちゃくちゃ伸びています。
世界中でモバイル決済が増えている状況ですが、日本では楽天がナンバーワンを全力で取りにいっているわけです。

いま、カフェもコンビにもタクシーも、あるいはドラッグストアやスーパーも、僕らの周りにある生活圏の多くがモバイル決済になったとき、その中心にあるのは楽天である、という状況を作りたいと考えているわけです。

(それにしても、楽天、すげーな・・)

今の日本でポイントカードという会員ビジネスを作り上げたのはツタヤ(Tカード)ですが、いまは色々とある中で、楽天カードしかり、ドコモのdカード、ローソンのPontaカードしかり、です。

ただ、楽天サービスはアマゾンと同様に買い物/宅配事業からスタートしていること。また、クレジッドカードを持っており、同じアカウントでつながっているという圧倒的な利点があります。

その圧倒的なメリットというのが、「リアルタイムで正確な、個人情報」を握っているということです。

ポイントカードや会員ビジネスというのは、その鮮度が最も重要なわけですが、アマゾンと同様に僕らは日常的に楽天市場、そして楽天のクレジットカードを使うわけです。(使う人が多いということ。僕も使っています)

そのリアルタイムの個人情報が中心にあるので、派生して事業を展開していける。その構想と、圧倒的に面を取りに行く営業力が楽天のすごさだなと思っています。

これから先、ポイントカード単体でマネタイズをする時代はとうに終わりを迎えていて、インフラ機能でい続けられた人たちがやっぱり強いんですね。

 

<追伸>

それにしても、王様ビジネスに慣れきって胡坐をかいていた会社は、気付けば裸の王様ですね。