どこまでも現場のリアルに拘りたい。百見は一験に如かず
怒涛のような1週間が終わりを迎えた金曜日。
お風呂に浸かり、久しぶりの一人の夜の時間をゆったりと過ごしています。
昨日は本町の某企業で、朝からプロジェクト会議。スタートが朝の8時半です。
営業部長、各営業所の所長の話があって、そして途中からは専務が参加。
ボードメンバーが揃ったプロジェクト会議を朝一から行う。今日はとても緊迫感がある、いい打ち合わせだったと思います。
朝一からエンジン全開でビジネスの話をすることは、企業の本質だと思いました。出てくるもののクオリティが、全然違う。そして何よりも、頭がフル回転する。
本気のプロジェクトの打ち合わせはやはり、朝一です。
もちろん時には夜もありますよね。
その前日は、別のお客さんと飲みに行っており(僕自身は大して飲めないのですが)、終電を逃し、難波からタクシーで帰るという。
家に着いたのが夜中の1時前。ベッドに倒れこみ、再び6時過ぎに起き、7時過ぎに家を出発。
そのまま上の午前中のプロジェクト会議を終え、カフェで少し仕事をし、その足で夕方は別の訪問へ行って来ました。
「百見は一験に如かず」を教えていただいた話
夕方お会いしたのは、とある中小企業の社長。印刷業を営んでおられます。
たっぷり話すこと、2時間半。
現場も印刷機材も、全部見せてもらって、すごく新鮮でした。
パッケージを作るのって、あんなにも工程がかかっており、その一つ一つがすごくよくできている。
これからコンビニやドラッグストアなどで、化粧品などのパッケージを見たら、手を合わせて拝みたい気持ちになるはず。
それくらい、その一つ一つがすごかった。
現地現物という言葉がありますが、僕らの仕事は机上の空論であるべきではなく、どこまで行ってもリアルに触れることが大切なんです。
効率よく回って、新規を開拓することも必要だという論は一理ありますが、プロジェクトに対し、そして自分自身に対してフィーを払ってもらったということがあって。
既存顧客を大切にできない人や組織は、ナンセンス。一緒に仕事はできません。
どこまでも現場を大切にしてありたいなと、僕は思っています。
その後、その社長にお刺身が美味しいご飯屋に誘っていただき、美味しくご馳走になりました。
ありがとうございます。
飲みの席で語り合うということ。
その中で、社長の頭の中に触れられるというのは、すごくありがたい経験です。
その社長から教えてもらったこと
「百聞は一見に如かず」と言いますが、本当は「百見は一験に如かず」というらしい。
松下幸之助の言葉が受け継がれていると教わりました。
一つの体験に勝るものはないんですね。それこそが本質なのだと。
たくさん学び、気づきを得た、大きな1週間に感謝。
<追伸>
そういえば、ここ数日、アクセス数が跳ね上がっています。
1日で500〜600ものアクセスがあるのは、何かあったのかだろうか。