大学の研究室へ行って来ました。
今日、正確には昨日、約10ヶ月ぶりに大学の研究室へ顔を出して来ました。
僕の大学時代の恩師と、今年卒業する友人(同級生で、1年休学している)に会うためです。
その友人は、このブログでも何度か書いていますが、僕の物理学科の友人で、大学時代の4年間をハンドボールに捧げた彼です。
その熱量、想いというのは尋常ではなく、「大学時代=ハンドボールという青春」を過ごした。
4年間全てを捧げ、完全燃焼をした後に、改めて自分自身の生き方と向き合い、1年間の休学を選択しました。
と同時に、就職活動をし、あっさりと内定を奪っていった優秀な男です。
(僕が言うのもあれですが、すごく頭のいい男なので、ささっと就活を終えることは分かっていた)
僕が帰省しているタイミングで、その彼が僕に連絡をくれ、せっかくだからと会って来ました。大学で、です。
恩師との再会
その彼とは約束をしていたのですが、僕の恩師とは、約束をしていませんでした。
なんとなく、行けば会える気がしていたことと、もし会えなかったら、今回はタイミングではなかったと言うことで。と言うくらいに、気楽に立ち寄って来ました。
すると、ばったり。
自室から出てきた先生と会い、かなり盛り上がった話をすることができました。
僕が今、大阪でやっている仕事の話も、新生活を頑張っていることも、すごく喜んでくれた。
「ビジネスのとある分野に関して、君に相談したいことがある」とまで言ってくれ。ありがたいですね。恐縮です。
前にも書きましたが、この先生が、僕の大学時代の恩師です。
もう、半端ではなく素晴らしい方。
大学には、教授と言う名のすごい方はたくさんいらっしゃいますが、ここまで尊敬でき、恩師と呼べる人と出会えることは、そう多くはない。
僕は、この4年間の中で、そんな貴重な出会いをすることができたんです。
僕がやっている物理学のある分野においては、この先生の名前を知らない人はいません。
アカデミックでずば抜けていることはもちろんのこと、社会のこと、会社の仕組みなどもすごく詳しい。
要は、物事の原理原則をきちんと知っているゆえ、できることなんですね。
大学が何かを発言すること。あるいは、「教授」という箔がついた自身が語ることの影響力を、十分に分かっているんです。
権力というのは、使い方を知っている人が持つと、これほど素晴らしいものになるのだと言うことを学ばされました。
(とはいえ、彼はそんな素振りは微塵も出しませんが・・)
とまあ、僕の新生活のことも含め、いろんな話をすることができた、とても良い1日でした。
時折、大学という場に足を運ぶことは、良きですね。
あの頃の気持ちや想いが、自分の中を駆け巡ります。
僕の大学時代は、すごく恵まれていました。全力でやり切ったと言える、大学時代です。
ありがたいですね。