本物のリアリティは、リアルを超える 〜映画『君の名は。』を観て〜
今更ですが、観ました!
『君の名は。』
どん!東京にいるときに、有楽町の映画館で。
地元にいるときは、あんなに行きたかったのに、なかなか行けず。
社会人になり、休日の夜にひとりでふと足を運びました。
本物のリアリティは、リアルを超える
半端なくすごい映画ですね、これ。本当に面白かった。
以前に、同じ新海誠監督の『言の葉の庭』という映画を観たときも、物語や言葉の美しさ、描写の一つ一つの綺麗さと切なさに衝撃を受けましたが。
意識と無意識が入り混ざり、時間と空間が前後する。
人の潜在的な意識や、それこそ「前世」の記憶のようなものを、ここまでリアルに描写した映画はないんじゃないでしょうか。
今の時代を生きる高校生のリアル感をベースにしつつ、それでいて非現実的なものを映画いている。
非現実的な世界観を描いているんだけれども、それがものすごくリアルとなって、肌触りまで持った上で、映画を観ている僕らに降りてくる。
本物のリアリティは、リアルを超えるんだということです。
映画を観た感想とか、ストーリーはどうだとか、そういうことはあんまり重要じゃなくて、ただこの映画のリアル感と、非現実感。
意識と無意識に訴えかけられるという実感が、本当にすごいと僕は思う。
DVDが出たら絶対に購入して、もう一度観たい。
今度は、大事な人と観れたらいいな。
ありがとう。