面接でどんな人に会えるか楽しみにする
(2018年1月追記)
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僕自身の就活を振り返ってみると、何としてもその会社に入りたかったとか、自分を売り込むというよりはむしろ、面接の際にどんな人に会えるのだろう?というのが楽しみでした。
面接を受けているという感覚はあまりなかったかもしれません。
(こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが)
ひたすら目の前の面接官がどんな人なんだろう?
この人が勤めているこの会社はどんな会社なんだろう?
というところにしか興味がなかったので、完全にリラックスしたコミュニケーションだったと思います。
逆にそのくらい肩の力が抜けていた方がよかったのかもしれません。
そもそもどんな業界で働くかということよりも、どんな人がいるのだろう?というところにしか興味はありませんでした。
漠然と「人材業界かな」というのはありましたが、それ以外にもたくさんの業界の企業を受けた。
それは一貫して誰と一緒に働けるか、という視点があったこと。面接でどんな人に会えるかを楽しみにしていたからなんです。
個人で対話を繰り返したことが財産
僕の就職先の企業は人材業界の企業なのですが、一対一で話をした場の数が一番多い企業でした。人材業界らしいといえばそうなんですね。
個人面接もそうですが、その面接以上に社員と「面談」をさせてもらった。
それが入社を決断したひとつ大きな要素にもつながりました。
入社を決断するまでに、面接・面談を含め10人以上の人と一対一で話させてもらいました。
そのとき、ちょうど僕についていたリクルーターの方がすごく色々な人を当ててくれたんですね。
最終面接までに個人面接を何回もやった後、面談をたくさん入れてくれた。
当初は、もうこれ以上いいよ、というくらいに思っていたけれど、実はそれが当たり前ではなかったということに気づいて、すごく感謝しました。
若手の中で優秀だと言われている人や、地域復興のように様々な活動も行なっている人にも会わせてもらったし、いくつかある営業部隊の中で各営業部のトップと言われる人たち(例えば金融部隊のトップ)とか、採用部のマネージャーとか、新規事業の責任者とか、会社史上最年少マネージャーの人とか、あらゆる人との面談を当ててもらい。
事前情報がほとんどないので、自分の中に答えも何も持たないまま面談に臨んで、ただ話を聞いているだけだったのですが。笑
でも、今思うとそれが結構楽しかったんです。
僕は内定をもらった後、内定承諾を待ってもらう中で2月近くも就活を続けていた。
毎週電話がかかって来るその担当リクルーターの方がいて、「次東京来るのいつ?じゃあ、この日面談入れていい?」と言ってもらい、東京で選考を受けに行くたびに、誰かしらと話をさせてもらいました。
当時の僕は特に何も考えていませんでしたが、実はそれが財産なんだと。
ちなみに、後から知った話ですが、僕の担当リクルーターだった方は新人賞?前年度にMVPをとった方らしく。
自分で手を挙げ、関東から関西に移り、西日本の採用部として活躍されている方だそうです。
その方は関西にいるので、僕は就活は東京でしたので、なかなか会う機会はなく、いつも電話とFacebookメッセージのやりとりだけ。
電話口でいろんな話を聞かせてもらったことは、良き思い出です。
その方に初めてお会いしたのは12月の内定式の時。
「はじめまして?いや、お久しぶりです?」
みたいなやりとりをしたのが懐かしい。笑
実は今月の大阪行きの際に連絡して、初めて飲みに連れていってもらいました。お世話になりました。
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とまあ、ちょっと僕の就職先の話ばかり書きましたけれども。
面接でどんな人に会えるかを楽しみにする。これが僕の一貫した姿勢でした。
ここまで読んでくれて、ありがとう。