就活のための大学生活なんてない。夢を実現する大学生活を送ろう。

2019年1月6日就活生向け, 大学時代

この前、学科の後輩と話をしている時に聞かれたこと。

「先輩は、ボランティア活動ってやっていましたか?」

と。

「何もやってないよ、どうして?」

と聞き返したら、

「面接のために、ボランティアをやっていた方が有利だと聞いたので」

というわけです。

なるほど。最初は何を言っているんだと思ったのですが、どうやら多くの人が、面接のためにボランティア活動をした方がいいと思っているようで。

あるいは、ボランティアに限らず、サークルとか、留学とか、インターンシップとか。就活の「ために」それらの活動があると考えている。

僕の彼に対する答えは「就活のためのボランティア活動は、いやらしい」と伝えました。

もちろん、やりたいならそれでもいい。ボランティアでも何でも、したいならすればいい。それはあなたの自由ですよ、ということ。

一方で、ボランティアも、インターンシップも、それらはあくまで権利であって、義務ではない。

「何か資格はとりましたか?」とも聞かれましたが、資格試験にしてもそう。お好きならどうぞ、ということです。(ちなみに僕は大学時代、資格と呼べる資格は、運転免許しか取っていませんw)

もしあなたが大学生なら、そんなあなたに僕が伝えたいこと。

就活のための大学生活なんて、送るなと言いたい。

そんなものは、ないんです。

あなたは大学から出た先に、何でもできる可能性を持った、大きな人です。

就活のために大学時代を過ごすなんて、そんなに小さくまとまってどうすると言いたい。

進路のことを考えることは、すごく大切です。現実的な手段も、もちろん大切。

自分には何ができるのか。何がしたいのか。どう生きていきたいのか。

進路を考えるとは、そういうことです。そのベースがあった先に、会社選びや職業選択があるなら、それでいい。

4年間という時間は、本当にかけがえのない大切な時間です。

その大切さは、過ぎ去ってからしかわからない。

だからこそ、多くの大人が、「大学時代はよかった。もう一度、あの頃に戻りたい」というんです。

あなたには、そんなことは言って欲しくない。

後悔のないくらいにやりきった。大学時代は、本当にこれに打ち込む時代だった。

少なくとも僕は、そう思える大学時代を過ごしたいし、あなたにもそんな大学時代を送ってほしい。と思っています。

「大学時代にやっておいた方がいいことは何ですか?」

と聞かれたら、僕は迷わず「何でもいいから、一つのことに打ち込んで、やりきって、後悔しない大学生活を送ってほしい」と答えます。

やることなんて、本当に、何でもいい。

勉強でも、部活でも、遊びでも、恋愛でも、これをやりきったと心の底から思える経験が、あなたの大学時代なんだと僕は思います。

もちろん、そこに不完全燃焼があっても、いいと思っていて。

やりきったということは、それが終わったということではない。

勉強しかり、何でもそうですが、終わりなんてものはない。自分で終わらせるだけなのですから。

夢を叶えている人たちの大学時代というのは、就活のためにあったわけじゃあない。

夢を実現するための、大学生活を送ろう。