大学時代に経験すべきこと。第一志望に告白して振られる経験。そして、いつかその第一志望を見返そうと決心すること。
大学時代に、これだけは経験しておくといいと、心の底から伝えたいメッセージが2つあります。
1つは、心の底の第一志望に告白をして振られる経験。
そしてもう1つは、いつかその第一志望を見返そうと決心する経験です。
その経験は、必ずあなたの成長の強い糧になります。
なぜならば、その壁を乗り越えるためには、必ず大きな葛藤の間で揺れるという経験が必要だから。
もし、あなたが就職活動をするのであれば、就職活動でもその葛藤をするくらい、もうこの企業以上に自分が行くべきところはありえないと思えるほどに、絶対に入りたいと強く思える第一志望を見つけることです。
もし、あなたが第一志望の企業に入ることができたならば、それはとてもすごいこと。その喜びは天にも昇るものだと思います。
もし、あなたがその第一志望の企業に入れなかったならば、そして多くの場合、就職活動という機会においては、ほとんどの人が第一志望に入ることはできなくて、それこそ死にたくなるくらいに落ち込んで、なんで自分はなんだとか、もう就活をする意味がないんじゃないかと思うほどの経験になります。
大切なことは、できるだけ大きな人生の振り幅、感情の振り幅を、経験するということだと僕は思っています。
まあ、こんなもんでいいよね、という経験はして欲しくない。
そうでなければ、まあこんなもんか、という大人になって、まあこんなもんか、というまま人生が終わってしまうかもしれない。
第一志望に振られる経験というのは、すごく貴重な経験。
いつか、その第一志望を見返そうと決心して、そしてそのエネルギーが、あなたの大きな成長になるはずです。
第一志望というのは、世間体ではなくて、本当にあなたが強く思うこと。
周りからどう言われようと関係なくて、お母さんのせいにもできない、先生のせいにもできない、それでも自分がこう思うから、自分自身で決断をする、という葛藤の中であなたが選択することかもしれません。
それが就職先の場合もあるかもしれないし、あるいは就職をしないという選択なのかもしれない。
自分はこう生きていくんだ、と周りに反対されながら、それでも自分の人生だからと思って、その決断をすることができた人は、それだけで大きな財産になると僕は思います。
思い返してみると、僕自身も、親や周りに反対され続ける大学時代を過ごしてきました。
それは小中高と、それなりに優等生を演じてきた自分自身に気づかされた経験があったから。
もう、人生の決断において、後悔はしたくないという思いがあるからです。
自分の人生は、自分で決める。
僕自身、「第一志望に振られる」という経験をすることができた大学時代で、その経験が今の僕の大きな財産になっていて、そしていつか、その第一志望に認められる自分でありたい、何よりも自分自身が胸を張って堂々としていられる人生を歩みたい。僕はそう思っています。
いつも、たくさんの人との出会いに、支えられています。
ありがとう。