自分自身の価値観、それに基づく生き方、人間性を問われるのが就職活動
就活をする18卒以下の人に向けて、メッセージ
大学3年生以下の学生がいま、身に付けておくと力になるであろう、就活に活きる経験について、僕自身の経験と多少の後悔を入れつつ、参考になる記事の紹介を含めて少しだけ書こうと思います。
もともとはあるイベントの拡散を狙ってFacebookの方で書いた内容ではあるのですが、Facebook上で反応が良かったので、ブログ用に若干書き直してみます。
最初に働く場所の選び方。についての考え方。
有名な”ちきりん”さんという方を知っているでしょうか。
「ちきりんの日記」というブログを長年綴っていて、社会系の話題全般の事から、ビジネスの事まで。
外資系でバリバリ働いていらした、ちきりんさん自身の経験も踏まえ、適切な意見をわかりやすい言葉で発信している、本当に素敵なブログです。
僕自身も10代の頃からブログを書いているので、ちきりんさんは大ファンでした。
特にビジネスに関すること(キャリアとか、教育とかも)のブログ記事は、本当に学びと気づきの連続で、大好きです。
さて。彼女が書いているブログの中に、
「最初に働く場所の選び方」
という記事があります。
彼女曰く、
『最初のキャリアで(できるだけ早く、可能なら学生時代から)次の4つの能力を身につける事が重要である』
とのこと。
その4つの能力とは、
1.リーダーシップ
2.生産性の概念
3.マーケット感覚
4.自分の頭で考えるスキル
であると。(上から順番に大事!!)
学生時代は、上記のことを意識して、アルバイトなりインターンシップなりを経験するのとしないのとでは、
就職活動ないしその先のキャリアを描く上で、全然違ってくると。
確かに。。
大学時代は、その能力を磨く事ができるアルバイトやインターンシップができれば、それはものすごい財産だと思います。
18卒以下の人に向けて、僕が伝えたい事というのは、上記のような概念と視点を持った上で、大学前半はアルバイトであったり、
あるいは大学3年生くらいから行う事が多くなるインターンシップなりを行っていく事は、ものすごく有意義なものになりますよ、とうことです。
共同起業→インターンシップという2つの大きな財産となる経験
僕は運良く、大学2年生の終わりから大学3年生の夏ごろにかけて、共同ですが起業するという経験をすることができました。
その経験は、自分自身のスタンスを180度変えるものだったので。
どういう事かというと、簡単に言えばあらゆることが「他責」から「自責」になった、ということ。
頭でわかっているとかではなくて、心の底から自分自身の生き方のスタンスとして、自責になる。
そういう経験を大学時代にできたことは、ものすごく貴重な経験。
なぜかというと、その経験をしないまま社会に出て行ってしまうと、ファーストキャリアの段階でその概念が身につかなかった場合、もう一生その概念は身につかない可能性が高い、ということです。
加えて、僕が恵まれていたのは、大学3年の夏以降、その起業経験の時に出会った人の会社の元でインターンシップをさせてもらえたことです。
そこでは、生産性という概念であったり、あるいはマーケット感覚を多少なりとも肌感覚で磨く経験ができた。
ビジネス上のスキル(と言っても、大学生のそれなので、限界はありますが、、)は、自分で会社をする経験よりもインターンシップの方がはるかに身につく。
なぜならば、起業経験で身につくのはスキルではなく、圧倒的なスタンスだから。
自分自身でどうにかする、という圧倒的なスタンスです。
僕の場合は、そのスタンスを多少なりとも培った上で、優れた会社と上司の元でインターンシップを行う事できた。
その上司の元では、はたまた事業を作り上げて、回していくというノウハウを叩き込まれるわけです。
その厳しさも、やりがいも、側で見る事ができる。
そういった経験を、一つ「就職活動」という場面で振り返ってみると、もうすごいわけです。
別に何をやっていた、とかではなくて、自分自身の経験の幅というのが、多くの学生とは違いすぎる。
その経験の幅というか、学んだこと、考えたことなどを適切にアウトプットできれば、就職活動というフェーズではかなり強い。
勘違いして欲しくないのは、起業経験があれば就活は楽勝、とか、インターンシップをしていれば就活は大丈夫、ということでは全くない、ということです。
ちなみに僕は、就活の面接を通して、自身の起業経験を面接で話した事は1度もありません。
でも、面接は通る。内定も取れる。
やってきたことの大小ではない。断じて、そうではない。
自分自身の価値観、それに基づく生き方、人間性を問われるのが就職活動です。
今回の僕の記事が、ほんの少しでも誰かの気づきになれば嬉しいです。
最後まで読んでくれて、ありがとう。