「このままでは、やばい」をどれだけ実感できる大学時代か?
僕は大学時代、これ以上ないくらいに贅沢な時間を過ごしたけれど、その源泉は、僕が10代、高校生の頃に夢中になって読みふけった「大学本」にあります。
以前、大学本で教わった大切なことは、「模範解答は自分で創る」ということだ、という記事を書きました。
大学本が言っていることは「模範解答は自分で創る」ということだと思う。 – 大人の少年で、僕はありたい。
僕は10代の頃に、一度、4年間分以上の大学生活を送っています。
体を壊してしまい、家にいた16歳から20歳までの4年間です。
その時間が、僕の1度目の大学生活でした。
そして20歳で入学した大学は、本当は2度目の大学生活でした。
だから、思う存分に没頭することができたし、どこか懐かしい感じがしたのです。
僕の2度目の大学時代は、これ以上ないくらいに本を読んだし、4年間でこれ以上はないだろうというくらいに勉強もしました。
ずっと図書館に篭っていた生活は、実は、家から出られなかった10代の頃の僕の想いととデジャブが込められています。
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今だからこそ、語れる僕の10代や大学時代があると思うのです。
社会人になり、1年が経ちました。
その中で見える景色や、感じること。
今だからこそ書けることを、ひとつ、このブログに書き綴ってありたいなと実感するのです。
僕の大学時代のベースである大学本ではないけれど、そんな僕ならではの大学時代を、綴っていきます。
僕ならではの「大学日記」を、このブログに残せたらと思っています。
大学時代しなければならない50のこと
コイツは凄いと思える人に出会う、打ちのめされる本を読む、一人しかいないと言える友達を持つ…など、中谷流大学時代のすごし方50のポイントを押さえれば、必ず将来の夢へ近づける。
→ 大学時代しなければならない50のこと「このままでは、やばい」をどれだけ実感できる大学時代か?
これから先、僕が「大学日記」として書いていこうと思う中で、最初に伝えたいことです。
大学時代は、青春の時代でなくともいいと思う。
そうではなくて、どれだけ「こいつは、すごい」と思える人に出会え、「このままでは、やばい」と思う経験ができるかが大切です。
「自分って、結構いけてるじゃん」というのは、田舎者の発想です。
僕自身がそうだからわかります。
それは地方のリーグで常勝なだけで、全国大会に出たら、一発でアウトです。
でも、そういう凹む経験をどれだけ早い時期にできるかは、その人のそこから先の人生に大きく影響すると思っています。
必ずしも、あるいは誰しもが、その経験が必要であるとは思いません。
みんながみんなそうだと、それはしんどいと思うからです。
でも、例えばこのブログを読んでくださっているような人は、おそらくはそうではなく、全国大会に行きたいと思っている人だと思います。
行ってみて、見てみて、やってみて、それでも違うと思ったのならば、そこで初めて自分なりの生き方や場所を探せばいいんです。
そういう人たちは、できるだけ大学時代に「このままでは、やばい」という経験をしてほしい。
正直、20歳そこらでその経験をするのは、まあまあきついと思います。
僕が就職した企業ですが、同期は皆、リトルリーグ時代ではみんな「4番でピッチャー」みたいな人たちです。
ですが、入社してすぐに、誰しもがそこで「4番」を打つことも、エースとして投げることもできないと気がつきます。
100人いたら、1番から100番まで明確に分かれます。そんな世界です。
その経験を、できるだけ早いうちにしてほしい、ということです。
それが例えば、30代や40代で初めて経験するのは、やっぱりしんどいです。
大学時代は、打ちのめされるくらいでちょうどいいのです。
諦めなければ、必ず進むべき道が見える。
今日は、ここまで。読んでくださって、ありがとう。