きちんとストレッチと筋トレをするという日課。 〜習慣化して「今」を継続することは財産〜
毎日歩くこと。
そしてきちんとストレッチと筋トレをすること。
僕は大学に入るときから続けている日々の習慣です。
実際は大学に入る前くらいからのものなので、もう5年くらい。
というのも、僕は高校時代に脊髄の病気をしたことが原因で、ほとんどの運動ができません。ドクターストップというものですね。
ほとんどの運動というのは、高校時代までやっていたサッカーはもちろんダメ。
自転車に乗ることや、走ることもダメです。
脊髄なので、身体に大きな振動があるものは一切禁止、ということです。
それ以外は、つまりは普段の日常生活に関しては、全く問題ありません。歩くのも、早歩きするのも、車や電車や飛行機に乗るのも大丈夫。
10代の頃にずっと、自分の部屋と病院との行き来を繰り返していたときに学んだことですが、やっぱり人間は動かないとやばいです。
いくら筋肉の鎧を纏っていた人間も、まったく動かないでいると、1ヶ月もしないうちに筋肉は衰えます。
加えて、それ以降もまったく動かないでいると、体のあちこちに支障が出てきてしまう。
だから僕は、今程度に体が回復した後は(いまは日常生活レベルでは問題ない)、できるだけ体を動かそう、運動をしようと思いました。
と言っても、できる運動は結構制限されていたので、「歩く」ことを始めたんですね。
それまで10年近く、毎日サッカーをしてきた僕にとって、「歩く」ということは運動でもなんでもないような感覚だったのですが、実はこの歩くことが、今の僕の大きな部分を作る大事なものになっていきました。
今は必ず毎日、とまではいかなくともできる限り毎日、だいたい1時間近くの時間をとって「歩いて」います。
散歩だったり、ウォーキングだったり、まあ呼び名はなんでもいいのですが、「歩く」という時間を1日の中で確保して、それを実行することを続けて、もう5年くらいになるでしょうか。
実感値として、歩くという運動が自分の体のベースになっていますし、言うなれば頭も心も、その大部分を支えるものになっていると思っています。
こうしてある程度歩くことを続けていると、当然ですがそれなりに、足腰に自然な筋肉がついてきます。
そこで、ストレッチです。
そもそも座りっぱなしの時間が1日の大部分を占めるので、全身の筋肉をほぐすというか、意識して刺激する時間がないと、あっという間に凝り固まってしまいます。
肩も凝るし、腰も凝るし、足も凝るし、といった具合に。
だから、これまた歩くこととセットにして時間をとって、ストレッチをするという習慣が、僕の日々の中に組み込まれています。
こうして何かを書くという習慣と同じですね。
筋トレをして体のベースを作る
そしてもうひとつ。
体に関する僕の習慣があって、それが「筋トレ」です。
結構真面目に、筋トレを意識的に継続しています。
と言っても、ジムでダンベルを持つとかではなくて、自分の部屋でできる範囲。
かつ、僕の体に負担にならない程度にゆっくりとしたもの。時間にして10分とか15分とか。
なので、外から見て体を鍛えているのがわかる、というような類のものではありません。
あくまでも、自分の体の内側で完結するレベルの筋トレです。
なぜ筋トレを習慣にしているかというと、別に鍛え抜かれた肉体が欲しいからというわけではなくて、わりと実用的な目的から来ています。
先ほど僕は10代の頃に脊髄の病気をしたと書きましたが、そのときに4回にわたって、腰から大きな施術をしたんですね。
外科的な施術なので、詳しくは書きにくいものなのですが、結構な痛みを伴う(その時間は息ができないほどw)もので、術後にもあまりにも腰が痛くて当分歩けないんですね。そもそも力が入らなくて立てない。
ベッドに寝ているだけでも結構しんどい、というレベルです。
そこからちょっとずつ痛みが引いてくるのと同時に、自分でも歩くように意識をして、身体を日常レベルまで戻すわけです。
というのを僕は、どのくらいの期間だったか。結果的に4回の施術をしました。
そこから僕の体がいまの日常レベルに戻ったのが19歳の秋頃。
20歳の誕生日を目前にし、大学入試を控えたちょっと前のことでした。
日常の生活には困らないとはいっても、やはり腰の痛み(施術の副産物ですね)が残っていて、椅子に座りっぱなしだったり、あるいはそもそも長時間にわたって寝続けるだけでも、結構腰が痛くて。
おじいちゃんみたいなことを書いていますが、真面目に、痛いものは痛いのだからしょうがない。笑
というわけで、いろいろやって自分なりに掴んだのが「筋トレ」だったんですね。
体感トレーニング、つまりはコアマッスルを鍛えること。
加えて、腹筋と背筋を鍛えること。
体のコアの箇所の筋トレをして、腰に負担がかからないようにしよう、というわけです。
体幹トレーニングに関しては、高校時代までやっていたサッカー部の体幹トレーニングをそのまま引用、一部は改善、ということで特に問題はありませんでした。
体に関する負担というのは、それまでやっていた体幹トレーニングがあったおかげで、自分の中に実感値があったので。
あとは負担のないように呼吸を意識してゆっくりやること。速さと回数は特に関係ないこと。
腹筋と背筋も同様に、ある程度を継続してやり続けること。
そこからの僕にとっては、意識的に歩いてストレッチをすること、筋トレをすることという2つが日常になっていき、体を気遣うことにつながっていきました。
習慣化して継続することは財産
いまこうして自分の部屋でブログを綴っていることもそう。
上に書いた、できるだけ毎日歩いて、ストレッチと筋トレ(みたいなもの)をすることもそう。
自分で「やろう」と決めて、それを習慣化して日常的に継続していくことは、僕にとっってすごく大きな意味のあることだと思っています。
1日とか、1週間ではよく分からなかったとしても、これが1年だとわりと大きな前進だし、それが10年とか20年とかを積み重ねたとすると、それは財産だと思うんです。
好きなこと、あるいは自分のことだから継続できるという前提で、ある程度は意識的に行う必要があるのも事実です。
自分にとって良いこともそうだし、逆にそうでないことも、時間という重みが習慣を作っていくので、毎日とまではいかずとも時々は「今の自分」をきちんと考えることもまた、良き習慣なのかもしれません。
大事なのは「今」を重ねていくことなのだろうけれども。
ということを書きつつ。
僕は今から、散歩に行って来ますね。
ありがとう。