アウトプットばかりしていると、一瞬で枯渇する。インプットするとアウトプットしたくなる

日々徒然

2022年の12月に会社員を辞めて独立し、もうすぐ2年半が経つ。

この2年間、仕事に没頭し、事業も会社も良い水準のところまで来たと思う。

ただ、この2年間の成果と引き換えに、元々の人生戦略であった「30代で圧倒的なインプットをし、人間力を高める」という30代のプランはほとんど進捗がなかった。

要因はいくつか考えられる。

まず、インプットよりもアウトプットの機会の方が圧倒的に多かったこと。
10代、20代までに培ったインプットに、20代の数年間でのビジネス経験を加えることで、正直仕事面はかなり十分だった。

ただ、20代までの貯金で30代を生きている感覚になり、「これはやばいな」と強く思うようになった。

そこから30代のテーマを「人間的な器を広げる」というところにおいたものの、圧倒的に一人の時間を確保することができずに、今に至る。
会食の頻度が多くて、ただでさえ日中は打ち合わせや作業時間に費やすことが多いのに、一人の時間を確保しきれなかったことは大きい。

その結果、30代になって友達ができたり、食事や飲みの経験や幅はかなり広がったのでそれはよかったのだが、やっぱり一人でインプットをし続ける時間がないと、人間的な器は広がらない。

ブログを書く習慣も減った。

一応、自分の会社では定期的に書き続けているではあるのだけれど(独立前から書き綴っていたブログをメディア化したもの。「縮尺」)、
個人的な思想や哲学をアップデートしたうえでアウトプットする習慣というのはかなり減ってしまった。

仕事でアウトプットばかりしていると、人間的に枯渇してしまう。

僕は勉強が仕事なので(その学びや気づきがコンサル業に生きる)、世の中の大半の人よりは当然、学びやインプットの機会は多い方だとは思うが、
自分自身の10代、20代と比較した際には圧倒的にインプット量が減ってしまった。

インプット量が減ってしまうと当然、アウトプットも出てこない。

これは大いなる反省だと思って、習慣を改め始めた2025年。

もう一度、大阪を中心に人生をアップデートする

詳しくはまた書こうと思うが、僕が社会人の最初の3年を大阪で過ごし、人生が大きく前進した。

そこから東京に行って、遊びも仕事も生活も、かなり満喫したと思う。

20代後半〜30代前半では到底、経験できない世界にも触れることができたと思う。最高だった。

ただ、少し飽きた。

あと、このままそれなりの人生でいくことがつまらないと感じてしまった。

要は人生のステージがこれ以上上がらないのではと感じたのだ。

ちょうど去年(2024年の5月頃)に、大阪に拠点を構えた。
東京と大阪の2拠点生活になった。

関西のクライアント先が増えたことも大きいし、拠点があることでさらに仕事が増える要因ともなった。

2025年、大阪にいる率が一気に上がり、この数ヶ月、改めて丁寧な暮らしと自分自身の人生に向き合う時間が増えた。要は引きこもりだ。笑

社交も大事だけれど、ほどほどでいい。

僕の人生戦略はどこまで行っても個人的なものだったはずだ。改めて原点回帰したのだ。

僕は今32歳。今年の12月で33歳になる。

30代の生活というほどまでにはまだ少々長いが、少なくとも向こう数年は、自分の人生をもう数段、引き上げたいと思う。

東京と大阪を行き来する生活は変わらないが、個人的な活動と向き合う時間は大阪を中心にしていきたいと思っている。

インプットの時間も、思考の時間も大幅に増えた2025年。

またこのブログに向き買う時間も増えると思う。これからの人生もよろしく!