仕事終わりのカフェ

日々徒然

仕事終わりの平日の夜に、市内のカフェでコーヒーを飲む時間があるのはいい。
仕事終わりのサラリーマンや、1人で外を眺めている女性、ゲームに打ち込む若い男性集団らが目に入ってくる。

路面のカフェは街にたくさんあるけれど、2階から街を見渡せるカフェというのは、都会ならではだと思う。カフェというか、ファーストフード店なんだけれども。

昔、誰かが書いた本を読んだことを思い出す。

「都会で食べるハンバーガーは、田舎と同じハンバーガーでも、味が違う」

仕事帰りに1杯引っ掛けて帰るサラリーマンは多いけれど、コーヒーを一杯飲んで帰る人が多くないのはなぜだろう。

夜のカフェは静かだし、みな各々が物思いにふけっている空間が、考え事をしたり自分自身の内側を空っぽにしたりするのにちょうどいい。

そう、こうして1人パソコンに向かってブログを書いたりすることもできる。

僕のブログにはちょいちょい「深夜のファミレス」の物語が登場する。

ハリーポッターの作者であるJ・K・ローリングが、子供が寝静まった後に1人、カフェの片隅で魔法世界の物語を書き綴った話は有名だけれど、深夜のファミレスにいくと、僕はいつもそのことを考える。



都会生活の速さ、人の多さに疲れたときは、夜のカフェやファミレスに足を運んでみてはどうだろうか。

都会感漂うその感じがまた、一人の時間を満たしてくれると思う。