卒業おめでとう

社会人3年目(大阪)

遅くなりましたが、僕の後輩が5月を持って今の会社を卒業し、次の場所に進むということで、おめでとうの言葉を贈りたいと思う。

僕の部署で初めての新卒配属をされたのが、僕ともう1人の同期。

西日本エリアは立ち上げ期ということもあり、未開の市場に対して広めていくという重要な時期に入ることができた僕は本当にタイングに恵まれていたなと思う。

コンサルティング部隊であるにも関わらず、未開のサービスを「営業」として広めていく経験をできたことは、本当に財産だなあと思っている。

そして僕が入社して1年後、今度は後輩が入ってきた。
新卒配属の後輩2名が西日本に来てくれ、はじめてできた直属の後輩ということになる。

彼らはよく頑張ってくれた。
やっぱり(僕の立場で自分で言うのもなんだけれど)新卒でこの場所に上がってくる人たちは優秀だと思う。

正直、彼ら2人は僕ら(僕ともう1人の僕の同期)と比較されるのはすごく嫌だったと思う。

僕も僕の同期も、自分で言わせてもらうとすでに西日本のレギュラーメンバー。
僕らは1年目の時からかなり頭角を現したけれど、それはやっぱり伸び伸びと自由にさせてもらえる環境は大きかったと思っている。感謝。

彼らが入って1年が経とうとする時、2名のうち1名が関西から名古屋へ拠点を移した。
まだまだ拡大フェーズの中部エリアで頑張ってみたいというポジティブな理由だけれども、もしかするとそれ以外の理由も少しはあったかもしれない。
まあ、直接聞いたわけではないから不明なのと、彼が自分で決断したことだから僕らに何かを言う権利はない。

名古屋に移動していった彼は、新生名古屋で頑張っている。

そして関西に残ったもう1名の後輩が、この5月を持って卒業という決断をした。
長くなったけれど、こういうストーリー。

実は今年の4月になった時点で「ん、なんか感じているな」ということは普通に感じれられていた。
そういうことを考えている人は、独特の雰囲気を出す。言葉で表現するのは難しいけれども。

それで、5月の大型連休明けには、退職を決断していたらしい。
僕に話してくれたのはそれからさらにしばらく経ってからだけれど。笑

言いづらかったよね、ごめんって思ってる。
まあ、気づいていたけどね。笑

友人が所属する大きな会社の社内ベンチャーの立ち上げ期に誘われたらしい。
すごくいい決断だと思う。

たぶん、彼はこのまま僕らの会社に居続けても、ハッピーにはなれなかったと思う。

誰かが悪いとか、そういう話ではない。
ただ、タイミングと相性によって、そういうものはあるのだと思う。

組織側が何かをしてあげることができたのかというと、正直わからない。
けれど、彼は社会人の一歩目をこの場所で踏み出して1年頑張って、2年目に入ったタイミングの5月で卒業を決断した。
その勇気は、本当に拍手だと僕は思うのだ。

正直、次の場所の方が色々な意味で大変だと思う。
何もわからない、守ってくれる先輩も地盤も恐らくはないだろう。

だからこそ、地の力がつくのだと思う。

自分の名前で勝負してほしい

彼が退職する間際にTwitterを交換したから、いつかこのブログを読む時が来るかもしれないので、メッセージを書きます。

おそらく君は、大企業の名刺や所属するサービスではなくて、それを生かして「自分の名前」で勝負したいと思っているはず。

僕らの組織を卒業していく人たちは皆、そういう願望を持っている傾向が強い。
そしてその中でもおそらく君は、特段その思いを持っていると僕が勝手に思っています。

なので、ちゃんと『◯◯を立ち上げた』という実績を引っ提げて、
TwitterでもFacebookでも、そしてオフラインのリアルでも、自分の名前で勝負するタイミングを見極めて、そしてそのタイミングを作ってほしいなと思う。

きっとそのためにわざわざ場所を変えたんだと思うから。

僕らの組織では、おそらくそれは実現できない。
ということは、気づいているだろうから。

東京という大都会の中で、色々な人とリアルに繋がって、あなたの「人に好かれる」という圧倒的な長所を前面に出して、自分の足で立って勝負する経験を心から応援しています。

卒業、おめでとう!