漠然と不安を抱えている就活生へ「夢の解像度」をあげよう
(追伸)
noteも更新しました。
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昨日、とある会社から招待されて、「学生×社会人」の交流イベントに参加してきました。企画・運営をしてくれた人たち、ありがとう。
内容としては、学生(特に就活生)の人たちが、自分自身の「夢」を語るというもの。
大人な人たちとテーブルを囲んで、自分自身の「夢」を語ってみて、もっともっと自分の夢を具体的に描いたり、(僭越だけれど)アドバイスをさせてもらって学びや気づきを共有したり。
そういう場に、今度は僕は学生側ではなくて、社会人側として参加させてもらいました。
学生時代、散々とそういうイベントをつくったり、運営したりしていたのを懐かしく思いながら、数年前の自分たちを見ているような気持ちで、いろんな学生の方々と話をする時間でした。ありがとう。
人間は意識しているものしか目に入らない生き物である
例えば、ちょっとひとつ簡単なゲームをしましょう。
いま、目を閉じてください。
あなたが自分の部屋の中にいるとしたら、その部屋の中から。
あなたが街を歩いているならば、その街の風景の中から。
あなたが電車に乗っているならば、その車両の中から。
できる限り、「赤い色をしたもの」を思い浮かべてみてください。
よーい、どん。
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さて。何個思いつきましたでしょうか?
きっと、1つか2つ、多くても3つほどだったと思います。(それよりも多かったらごめんね)
じゃあ次に、もう一度同じ質問をします。
ということがわかって部屋や街や電車を見渡してみると、赤いものがたくさん目に入ると思いませんか?
そう。これが、人間のすごいところで、人は「認識しようと思ったもの」しか認識できないようになっているのです。そうでなければ、あまりにも情報量が多すぎるから。
普段生活をしている中で、「赤い色をしたもの」を認識する必要性がないために、その情報を意識的にカットするのです。
すごいよね。笑
何が言いたいのかというと、人は意識したものしか目に入らないようになっています。
情報もそう。自分にとって役に立つ何かもそうです。
自分自身がどれだけ意識しているか、によって情報感度は何倍も、場合によっては何十倍、何百倍も変わってくるということです。
夢の解像度を上げる
昨日のイベントで、いろんな学生の方々と話をしていて思ったことは、「夢です!」と語っているわりにはその解像度って、割とぼんやりとしていますよね、ということ。
まあ、当たり前といえば当たり前なんですけれども。
それでも、どれだけあなたの心のキャンバスの中に、鮮明な青写真を描くことができるのか?によって、夢って変わってくるんですね。
「夢を叶える」というよりは「夢に近づく」という表現の方が正しいのかもしれない。
じゃあ、具体的にどうやるのかというと、名付けて「E.T.方式」です。(命名、僕)
そう、このE.T.です。
どういうことかというと、みんな「過去→今」の積み上げで、なんとなく漠然と未来を思い描いているわけです。
過去を振り返ったり、今を掘り下げたりすることも大切です。
ですが、それだけでは足りない。
実は、未来からきちんと今を見つめてみるということこそが、あなたが夢に近づく方法だと思うのです。
そのためには、いろんな世界を知る以外にないわけです。
そもそも未来の「こうなりたい姿」があるならば、悩んだりしないわけです。未来完了形で生きているわけですから。
そうではなく、未来の姿が漠然としているからこそ悩むわけで、具体的なアドバイスをひとつ。
いろんな人に会いましょう。そしてそれは、出来るだけちゃんとした大人に会いましょう、ということです。
「こうなりたいな」でもいいし「こういうところ、素敵だな」と思える、ちゃんとした大人に出会うことで、あなたの人生は変わります。
「いや、そういう人、身の回りにいないよ」という人は、本を読みましょう。
古今東西の人たちから学ぶことは往往にしてあります。
そして、必ず「こういう生き方いいな」と思える人たちに、本を通してで会えると思っています。
そういう人たちの過去や人生や生き様を、徹底的にしゃぶり尽くすのです。
きっと、あなたの10年後の「こうありたい」という写真の解像度が上がるはずです。
E.T.で考えて、今と繋げてみてくださいね。
今日も読んでくださって、ありがとう。