【就職活動】面接は練習で必ずうまくなるのに、どうして本番前に練習をしないのか
面接の最大のポイントが何かと聞かれれば、それは「慣れること」です。
何に慣れるのかというと、一番は「大人と会話をする」ということ。
面接官というのは百戦錬磨で、自分の一挙一動をすべて見透かされている。
そんな風に思うから、ふだん仲間とおしゃべりをするように会話ができないわけです。
友達に喋るのと同じように話せばいいとは言いませんが、気持ちとしてはそれに近い。
「学生の言葉」ではなく「社会の言葉」で話すという前提さえ忘れなければ、あとはいつも通り会話をすることが、もっとも緊張せずに話すポイントです。
面接官は確かに自分よりも何倍も経験をしている社会人ですが、君は自分の両親や大学の先生と話をする時には緊張はしないでしょう?
面接官だって、普通の人間です。
要は、普通に人と人としての会話のキャッチボールができればいいわけです。
とはいえ、それが一番難しいことであるのは、よくわかります。
だから練習をするのです。
どこを受けても一定以上の結果を出す就活生というのが必ずいますが、彼ら彼女らが最初から10戦10勝だったわけではありません。
少なくとも何社かの選考落ちを経験し、「ああ、面接というのはこういうものだ」という腹落ちがあったからこそ、それ以降の面接においては限られた時間の中でも合わせに行くことができるわけです。
実際に自分の足で何社かを回って見て、面接に臨んでみる。
最初から上手くいく人なんていません。
それでも何社かを受け、進んだり、落ちたりという経験をして、ようやくスタートラインに立つことができるわけです。
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まず1社目を落ちなければ、君の就職活動はスタートしません。
面接は練習で必ず上手くなる。
それなのに、どうして第一志望という本番前に、練習を重ねないのか。
練習とは何か。
それは失敗の経験を積み重ねることです。
実際に受けてみる。落ちてみて初めて、リアリティが湧く。
リアリティが湧いて初めて、どこか他人事だった就職活動が自分ごとになります。
正直に就活解禁からヨーイドンをして、ようやく少しずつ慣れてきたなと思った頃には、第一志望の大手企業群は全滅。
具体的な対策ができないから、その後に続く中堅企業群も落ちて、名も知らない中小企業を受ける頃になってようやく自分なりの就活の方法が見えてくる。
これが一般的な就活生がたどる時間軸です。
それでもあなたはまだ、第一志望群から順に受けていきますか。
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