凡人が、天才を殺すことがある理由。という記事を読んで
本質だと感じる記事を読んだので、紹介させていただきます。
まず、何も言わずに上の記事を読んで見てほしい。
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「天才」=「才能ある優秀な若手」と置き換えて上の文脈を読むと、いかに旧態依然の大企業の仕組みが彼らの飛躍を阻むのかが分かるわけで。
僕の組織にも、やっぱり同じことが言えるし、顧問先の企業を見ていてもそう。
大企業になればなるほど、いわゆる一般的な「優秀な人」の割合が増えるけれど、優秀と言われる人たちというのは圧倒的なものを持ち合わせていることは少ない。
何が優秀かといえば「平均点が比較的高い」というもの。”比較的”というのが微妙なところ。
となると、本当に刷新的な仕事に取り組むメンバーがやっていることは、もちろん理解できるわけがない。
理解できない=勝手にやっている彼らが悪い
という方程式にしたがってしまうのは、人間の性だろうか。
圧倒的な領域を持つ人材が全体的にバランスが悪いのは、当然のことでしょうと僕は思う。
一分野に飛び抜けていて、その他もバランスよく優秀で、という人なんてほとんどいないわけで。
「できないところ」にフォーカスして、平均点まで上げようとする取り組みは1ミリも価値がありません。
何故ならば、社会の仕組みでいうと圧倒的に突き抜けた領域の掛け算によって、その他大勢の人たちが恩恵を受けるというものだから。
何も僕自身がすごいと言っているわけではないです。悪しからず。
そうではなくて、そういう突き抜けた人たちというのは、枠に収まるわけがないんです、ということ。運の良いことに、そういう人たちに出会うことができたわけで。
批判を書きたいわけではありません。
ただ、思ったことを率直に書いた記事です。
まとまりませんが。