先輩と滋賀県の企業回りで感じたこと。信頼されるコンサルは、言葉が違う
ちょっと前の話ですが、先輩とともに2人で滋賀県の企業回りをして来ました。
大阪市内と違って、壮大な土地と、山と、空と、海がある。
すごく綺麗な街でした。
僕が最初に、その先輩とお客さん先へ同行したのは、確か配属直後の5月くらいだったと思う。
不動産を扱う市内の企業で、訪問の帰りにラーメンを奢ってもらったことを、すごく覚えています。
それから約半年間。
チームが違うということもあり、なかなか一緒に訪問に行くことができませんでしたが、今回滋賀県の企業のPJTに一緒に入ることもあり、久しぶりの同行。
滋賀県の行脚デイを楽しんできました。
信頼されるコンサルは、言葉が違う
その先輩は、僕がいる西日本でもトップコンサルとして、毎月部の平均予算の2倍以上を稼ぎ出している人です。
それでいてまだ20代という、恐ろしい話。
(まあ、僕らの部署が全体的に若いというのはありますが、それでも。)
一緒に複数のクライアント先に同行した時に、明らかに「ああ、これが違いなのか」と感じたことは、その先輩が使う『言葉』でした。
その先輩はおそらく無意識的に発している言葉だと思うのですが、多くを話しすぎることもなく、お客様の話をちゃんと聞き、適切なタイミングで、適切な言葉を相手に届けるんですね。
いやらしくなく、でも人とは違う表現で、相手が言わんとしているところに刺す。
これは、やっぱり他の人が簡単に真似できるものではないんだなと。それがトップコンサルとしてある所以なのだなあと実感しました。
移動中、その先輩に「どうしたら、そんなに稼げるようになるんですか?他の人と、何が違うと思いますか?」とストレートに質問をしました。
その先輩曰く、
「そんなに、難しいことではないと思っていて、当たり前のことをちゃんとすることだと思う。具体的には『ちゃんと日本語を話すこと』だと思う」
と。
要は、聞かれたことに対して適切に答える。端的に、分かりやすい言葉を使う。
この2つがポイントだと仰っていました。
当たり前のことで、基本的なことなのですが、実はそれがものすごく難しいことなんだと。
発する言葉や、日頃の振る舞いに、教養やそれまでの経験が出るのだということを、改めて感じました。
翻って、僕も、結局はこの仕事においても、あるいはそれ以外でも、言葉で勝負していこうと思った時に、それ以外の本質にどれだけ触れることができるかが大切なんですね。