すでに持っている本を書店で立ち読みすれば、もう一度購入する

2018年10月10日思うこと

僕はこの大学時代、膨大な数の本を読んできました。

もともと本が好きだったということに加えて、特に大学時代の後半には「本は机上の空論ではなく、人生の予習」だということに気づかれされたことは大きかったです。

人生において直面する局面というのは、その全てが過去の偉人たちが対峙してきたものなんです。

特に壁にぶつかった場合というのはそうですが、僕がぶつかる程度の壁というのはすでに過去の人たちによってその全てが書籍に記されているわけです。

僕はこの4年間をどこか懐かしく思いながら過ごせたのは、過去に一度考えたことがある、本で読んだことがある、という経験がほとんどだったから。

将来、知恵で稼ぎたければ、知恵に投資する

先日、僕は書店にふらっと立ち寄り、ビジネス書のコーナーで立ち読みをしていました。

そこで「ピンッ」と来た本があって夢中になって読んでいると、その途中で「あ、以前にこの本を買ったことがある!」と気付きました。

でも、面白いんです。いま、読みたい。

と思って僕は立ち読みをしていたその本をもう一度買いました。書店からの帰りにもう一度読むためです。

実はこういった場面というのは、僕にとってはよくあることなんです。

一度買ったことがあるから、買わないという選択は正解。

一度買ったことがあるけれど、今もう一度読みたいから同じ本を再購入するというのも正解です。

その時に、どちらを選択するのかということです。

僕は、将来知恵で稼ぎたいと思っているからこそ、名もなく貧しい今の時期にも関わらずできる限り知恵に投資していると思っていて。

そうじゃなければ、そもそも将来知恵で稼ぐことは無理だと思うんです。

例えば僕はこれまでに数千冊の本を買って読んできました。

特に大学時代というのは、普通の大学生にしてはわりと十分なお金を自分で持つことができるようになり、そしてその大半は本代に消えていきました。

「本を読んで何になるの?」と聞かれることもあるけれど、僕はすでにもう十分に数千冊の本代にかけたお金のもとは取れていると思っています。

別にもとをとるために本を読むわけではありません。

ただ好きだから継続でき、結果的にそれが福利になって返って来たということです。

今までの人生では選択しなかったことを選択する人生というのは、楽しいと思う。

ありがとう。