面接の出だしで大切なこと。自己紹介でコンプレックスを言わない。

2019年1月6日就活生向け, 面接

「面接を受ける際に、1番最初に大切なポイントってなんですか?」という質問をもらったので。僕が思う回答を書きます。

実際に面接で1番最初にすることの多くは、自己紹介です。まずは、出だしの自己紹介ぐらい、はっきり、堂々と話しましょう。

当たり前だと思いますよね。でも、半数の学生は、自分の所属大学と名前を言う時点で、面接官に減点の心象を与えています。実際、僕も最初はだめだめだったw

ゆっくり、はっきり大学と学部、そして名前を言うこと。それだけのことのように思えますが、意外と簡単なことではないんですね。特に、就活の初期の段階では、ごにょごにょっと話して終わってしまう学生が、圧倒的に多い。

例えば、僕が実際に一緒になった人の例を挙げると、ぼそっと「早稲田の〜〜(苗字だけ)です」みたいな自己紹介をする人。(実際に、すごく多いw)

いや、聞こえなーい!誰やねん。って話です。

1次選考の多くは、集団(あるいはGD)なので、その時点で、他の学生と比較して勝負あり!となってしまうのは、非常にもったいない。中身が見られないままに、落ちてしまうのは、なんとももったいない話です。そして、中身を見られるためには、話し方や外見といった予選を通過する必要がある。ボーダーを超えるだけでいいのですから、ちゃんと話しましょう。

上の例だと「早稲田大学。〜〜学部の、〜〜(フルネームで!)です」と、ゆっくりでいいから、きちんと伝えることです。なんども言うけれど、すごく大事なんです。。ほんとに。

自己紹介で自分のコンプレックスは言わない

あと、もう1点、自己紹介で大事なことは、自己紹介で自分のコンプレックスを言わないことです。

例えば、面接官はたいてい「自己紹介と、何かひと言を30秒程度でお願いします」などと言うことが多い。

その時に、「私はリーダーシップがある方です!」とか「主体性を持って動けます」などと自己紹介をするんですね。

僕が言いたいのは、それが自分のコンプレックスを言っていると(少なくとも聴き手にはそのように)受け取られるから、もったいないですよ、ということです。

なぜなら、本当にリーダーシップがある人は、自分で自分のことを「リーダーシップがあります」とは言わない。もっと、具体的な話をします。リーダーシップがないから、リーダーシップがあると思われたくて、そんな風に話してしまう。

リーダーシップがあるとか、主体性があるとか、積極的だとか、そういった抽象的な言葉は、自分からは使わない。それは面接官が判断することであって、伝えるべきことはもっと具体的なことです。

例えば僕の場合は、「〜〜大学の、ゆってぃです。私は今、どこそこ(僕が今住んでいるところ)の学生と、企業を結ぶ場づくりのインターンシップを行っています。その中では特に、学生の集客とチームのマネジメントに注力しています」という風な自己紹介をしていました。

大学名と名前にこれを付け加えても、大体30秒以内の自己紹介です。

上で話す内容というのは、もちろん相手によって変えます。上の例だと、僕が内定をもらった某大手IT企業の、1次の集団面接と、2次の個人面接の自己紹介で、上のような伝え方をした。

なぜならば、その企業とマッチするところとして「成長環境と、周りを巻き込んでの事業の推進」という面を、一貫して伝えようと思ったからです。そしてそれは例えばリクルート系列の企業とかでも、同じこと。

あとは、それに対して面接官が質問するので、的確に打ち返すだけです。そこから先は、わりと楽です。答えは全部持っているので。

とまあ、偉そうに書いてしまいましたが、要は自己紹介でのポイントは、はっきりと。そして超具体的に話す。ということ。

ここまで読んでくださって、ありがとう。