叱られたら、ありがとうございます。

2019年1月20日日々徒然

僕がいまやっているインターンシップは、一つの新規事業の立ち上げです。

大学生と企業との場作りを行っていくという事業を、立ち上げるところから関わらせてもらっていて、それはすごく貴重な経験。

でも、新規事業のところには、会社として多くの人員を割くことは、当然できません。

それはそう。それはリスクでもあり、かつ固定費でもある。

会社全体として売り上げが10億とか20億とか、そのレベルであったとして、東京本社とは別の拠点に5人も10人も社員を送ることはできない。

人件費が、最もかかる費用だからです。

という理由に加え、大学生の中でも就活生向けのイベントを設計していく、という内容柄、僕ら大学生のインターンシップがひとつ重要になってくるわけです。

インターンシップというしか呼びようがないからインターンシップという肩書きですが、仕事です。

もちろん、会社に対して決裁権はないけれども、一緒に事業を推進していくという意識レベルでいうと、仕事だと僕は思っています。

そういう意識で仕事をしていくと、自分の上司から振られる業務をこなしていくだけではなくて、自分からどんどん仕事の仕方を取りに行く。学びに行くようになります。

実は、これが僕らの立場で最も価値のある部分。

大学生という枠組みの中で、実際のビジネスに近い温度感の部分に触れることができ、かつ仕事の仕方とスタンスを、学ばせてもらうことができる。

本当は、授業料を払ってでも学ぶべきことを、会社から給料をもらいながら学ばせてもらうわけです。

これほどおいしい話はない。

自分からそのスタンスで上司にやり取りを仕掛けていくので、当然、チームの誰よりも注意をもらうし、同時にフィードバックももらえる。

まだまだ全然未熟な部分に対して、叱ってもらえるんですね。

そこで「なんだ、こんなに頑張っているのに」とムッとする、というスタンスではなくて、「叱ってもらえて、ありがたい」という心意気で臨むことができるようになると、ものすごく成長する。

こいつは見込みがある、と思ってもらえて、どんどん叱ってもらえるから、どんどん成長することができるんです。

お客様から叱ってもらえるようになったら、2倍成長できる

僕は同時に就活生という立場でしたから、就活生としても伸ばしてもらえるし、社会人一年生としても伸ばしてもらえる。

それも、自分の上司からではなくて、お客様である外の企業の人事の方からも、たくさんフィードバックをもらえて、叱ってもらえるようになってきます。

それだけ、真剣に仕事に向き合っているから。

僕らインターンシップの学生チームの中で、僕ほどに外の方から叱られている人はいません。

しょっちゅう電話やFacebookのメッセージが来るし、毎回何かしらで怒られるし、でもその根底には愛があるから、すごくありがたい機会で。

これは、企業人になっても同じことだと僕は思っています。

自分の所属する組織の上司や仲間から叱られるようになるのが、第一段階。

次に、得意先から叱られるようになると、若手としてはもう1段階上のフェーズだと思っています。

叱られることに感謝し続けられる人でありたいですね。