本気で何かを手に入れたい、と思う経験をするということ
僕の10代の、あの瞬間は今でも記憶の断片として残っています。
あれから、数え切れないほどの季節が過ぎ去っていく中で、いくつもの記憶のページが重ねられています。
でも、あの時感じたなんとも言えない感覚は、今でもずっと僕の中に残っています。
この言葉にならない感覚を、ひとつひとつ言葉にして綴っていけたら。
都会の喧騒の中の、この静かな部屋の中だけ、今だけ時間が止まっているような感覚。
世界と繋がっているものから切り離された瞬間に、自分というものの存在を、強く認識したりするわけです。
日々の中に、こんな時間を少しでも持つことは、やっぱり大切。
ここ1、2ヶ月、就職活動を通して、何度もなんども、自分自身の人生を語ってきました。
今の自分と、それが形成された過去の原体験。
その2つを結んだ先に描く未来と、自己実現。
こうして幾度となく自分の人生のストーリーを語り、いろんな人と価値観の対比をする中で、少しずつ少しずつ、自分の”軸”のようなものが見えてきます。
僕は、どうしたいのだろうか?
自問自答を繰り返す日々です。
お前は、どうしたい?
自分自身の意思を、どこまでも徹底して問われる会社というのは、やっぱり素敵だなと思うわけです。
僕はやっぱり、その中でなすべき使命がある。
本気でそう思っています。
ここまで強く何かを手に入れたいと思ったことは、僕自身の人生の中でほとんど初めてと言っても良い経験。
それまでの僕は、一つのものに執着することは、なかった。
本当は、逃げていただけかも、しれません。
本気で手に入れようとして、傷つくことから。
ほとんど初めてと書いたのは、1度だけ、本気で手に入れたいと思ったものが、過去にあるから。
僕が覚えている中で、本当にそのひとつだけ。
だからこそあの時の決断であり、覚悟は今でも僕の中の大部分を占めている。
人生の中で、心の底から何かを手に入れたいと思える経験をすることは、きっとあなたを大きくしてくれます。
そんな”何か”に出会えることで、あなたの人生は変わる。