【就職活動】企業はなぜ、あなたを採用するのか?
就職活動の場というのは、時に「お見合いの場」であるとも言われます。
本当でしょうか?ある意味、そうかもしれません。
では、企業はなんのために人を採用するのでしょうか?
それは、企業がなぜ、日々、事業をしているのか?ということを考える必要があります。
企業が日々、活動をする目的は「利益を出す」ためです。
利益を出し、事業を行い続けることこそが、企業が社会の中に存在する所以です。
企業が社会の中で存在し続けるためには、なんらかの「価値」を提供し、それが社会の中で受け入れられ続けなければなりません。
受け入れられる価値がない企業は、なくなってしまうというのが、資本主義の世の中です。
あるいは、以前は価値があり存在することを社会から許されていた企業であったとしても、時代の変化とともに倒産せざるを得なくなってしまった企業というのは、たくさんあります。
10年、20年、と続いている企業というのは、それだけでもとてもとても素晴らしく、そしてそれ自体が難しく、価値あるものだということを、まずは理解することから始まります。
企業はなぜ、あなたを採用するのか?
では、話を戻して、企業はなぜ、人を採用するのでしょうか?
もうお分かりですね。
そう、「利益を出すため」に、必要な仲間を採用しているのです。
あなたたちは社会人として、「利益を出すための活動」をしていくことになります。
だから、その対価として、就職をするとお給料がもらえるのです。
あなたがどこかの企業へ就職をしたあとは、毎月決まった日に、毎月決まった額のお給料が振り込まれます。
それだけで、とてもすごいことだというのは、あなたが就職をして独り立ちをした後にきっとわかるはずです。
就職活動の場というのは、「あなた」という商品を企業に買ってもらう場でもあります。
目的はただ一つ。
あなたが「利益を出すことに貢献しうる人間である」ということを伝えることです。
それが面接の場であり、選考の場であり、就職活動の目的です。
選考の場で落ちる人の2つの共通点
選考の場で落ちる人には、2つの共通点があります。
採用する側から見たときに、あなたたち学生に対して、
1つ目は「あなたを知らない」。
そして2つ目は「あなたがうちの企業に合わない」です。
実際の選考の場で落ちる人たちの大半は、1つ目の「知らない」が理由です。
知らない(=あなたがどういう人か、わからない)から、落とさざるを得ない。
合わないなら、まだ、話はわかります。
合わないのですから、どう頑張っても、合わないのです。
でも、「知らない」もしくは「伝わらない」から、という理由で落ちてしまうのは、とても勿体無いと思う。
そのための情報は、揃っています。考え方も揃っています。
もちろん、多種多様ですし、企業に応じて変わるところもある。
でも、変わらない部分もあります。考え方の根っこは変わらないのです。
だったら、それを形にしようということで、僕は就活のコンテンツを「これでもか!」というほど書いています。
また、改めて就職活動の考え方とか、僕自身の体験とか、いま、社会人になって思うこととか、そういうものをこのブログでも書いていきます。