人生はまるでRPGのようだ

思うこと

大阪を離れるまで1ヶ月少しとなったのですが、3月に入ってからは会食ラッシュが続いています。なかなか平日の夜にブログをかけずにションとなっておりますが、基本的に毎日更新がモットーなので、ペースを戻します!

今週、会社の先輩と「自分自身の将来」について話す機会があり、思ったことを。
僕自身の将来と、その人自身の将来と、いろんなことを話しました。
(ブログを読んでくれているのかな?)

このブログに何度も書いていることなんだけれど、僕自身が思う人生のあり方のようなものをつらつらと書いてみようということで、久しぶりに人生論を書きます。かたくないよ!

世の中は全て才能説

これは僕自身の一貫した主張なんですが、学生時代から一貫して「世の中のすべては才能」だと一点の曇りもなく主張してきて、大人たちにドン引きされていたし、就職活動でも対企業に対してそのように言っていたので、人事や採用の人たちからは嫌われていたと思う。

僕自身は人事や採用担当にどう思われようと(言葉はあれですが)知ったこっちゃないので、最終面接を見てくれる役員などの偉い人たちが「お、こいつ、わかってるな」と思ってくれればそれで良かったし、その人たちの面接にたどり着くまで人事や採用担当に僕は落とせないと確信していたので。笑

嫌な就活生でごめんね。
でも、いま僕自身が毎週のように新卒採用を通して就活生・大学生たちと話をする中では、そのくらい据わっているいる人じゃないと面白くないんだ。
(会社の一社員として会う場合は、それなりに演じることもたまにあるけれど・・)

才能が全てという極論を言うと、「いや、じゃあ、努力はどうなんだ」と興奮した大人たちに突っ込まれまくった。

僕は「努力が無駄」とは言わないけれど、努力を努力と感じている時点で、その領域には向かないので、さっさと勝負すべき土俵を変えたほうがいいと思っている。だって、勝ち目ないじゃん。笑

それが「好きこそものの上手なれ」と言えるだけの人生の余裕があって、「別に勝てなくてもいい!ワシはそれが好きなんじゃ〜」と言うのであれば「どうぞ、どうぞ!」ということなんだけれど、少なくとも趣味じゃなくて仕事や自分自身が突き抜けたいと思うところなのであるならば、ちゃんと勝てる土俵を選んだほうがいいと僕は思っている。

遅い足は速くならないし、悪い頭は良くならないのだから。
勉強ができない人に向かって「1日10時間勉強しろ!」と言うのは拷問でしょ。そういのは義務教育で卒業しようよ。

才能の大小ではなく、才能のサイズを知る。

上のようなことを書くと「じゃあ、自分には才能が何もないじゃないか」「そう言う人はどうすればいいんだ」と興奮する人も多いと思うけれど、そんなことを人に聞こうとする時点でどうかしている。自分の人生じゃあないの?

とまあそれはキツいので、、
僕は誰しも自分自身が勝負すべき土俵があるし、そのためには自分の器の大きさを知った上で、土俵選びをしたほうが幸せな人生を送れると思っている。

才能の大小は関係ない。上には上がいるし、勝ち負けで言えば、1位以外は全員負けなのだ。
だからこそ、ちゃんと自分の器の大きさを知ろう。才能の大きさを知ろう。

「自分の得意なこと」というものの定義は、1つの指針として「他人の半分の努力で、他人の2倍の成果を上げられたこと」だと思う。

18歳までにやっているはずなのだ。クラス40人の中で、秀でていたことは何か?それは「40人の中で一番ゲームに詳しかった」でもいいし「一番鉄道が好きだった」でもいいし「一番先生に頼られた」でもいいし「一番綺麗好きだった」でもいいのだ。

それらの要素を、できれば1つではなく、複数見つけてみよう。
それが、あなたの才能の片鱗だと思う。

そして、できればそれらの要素を掛け算してみるのだ。きっとあなたの勝負すべき土俵選びの大きなヒントになってくれる。

ちなみに、僕の場合でいうと、

・周りより圧倒的に勉強と言う名のゲームが得意だった
・読書好きだった
・友達がいなかった(いつも1人ぼっちだった)
・普通の世界に混じりたくなくて(混ざれなくて)いつも俯瞰的に世の中を見ていた
・数学やサイエンスが好きだったし、勉強本も、物語も好きだった
・誰よりも大人不信だった

と言うようなことでしょうか。ざっと思いつく限り。
もちろんそれらは全国トップの才能ではないし、せいぜいその学校で一番とか、学年で一番とか、そのくらいのものだと思うけれど、それらを掛け算して、自分自身のサイズを知った上で、今の場所を選んでいる。

とまあ、そんなことを(表現は違えど)僕の会社の先輩と語り合う機会があったので、改めて書いてみた。

できること・やりたいことを見つけて、一人で踏み出し仲間を集め、1つ1つ人生ゲームをクリアしていくと言う、まさしくRPG(ロールプレイングゲーム)のようなものが僕は結構面白いと思っている。