僕にとっての今年はどうだっただろう。

2019年1月4日日々徒然

明日から2017年になるということで、特に何が変わるでもないのですが、なんとなく節目のような気がするので。

毎年、新しい年になるとその年号「2017年」とか「平成29年」、というものを使い慣れるまでに少しの時間と、多少の違和感を抱えていますよね。なんてことを考えつつ。

特に1年の総括というものがあるわけではないのですが、なんとなく今年したことを振り返ってみると、まあわりと節目の年だった気はします。

大学4年生なので、人生で迎えるわりと大きな転機のうちのひとつなような気もする。大きな流れで見たときに、その選択をする節目であることは事実なわけで。

その話でいくと、僕の場合は特に難しくはなくて、就活をしようと決めたことと、そこに行く決断をしたことが、別の環境というか新たな場所を選んだという意味では、ひとつ転機だった気もします。

つい数日前に、僕の上司というか、先輩というか、兄貴というか。そういう存在の人とご飯にいったときに、そういった話をしました。

今年1年、どうでしたか。みたいな。

僕に対して「就活をしたのは大きかった?」みたいに言ってくれて、でも、ぶっちゃけ就活自体は僕にとってそこまで大きな意味を持つものではなかった。

その時答えたのは、

「就活はあくまでもおまけというか。それよりも、この1年でいくとこの会社(僕が関わらせてもらったインターンシップ先の企業)に関わったことが大きかったですね」

と言いました。

わりと僕の本音で、就活はまあしたことはしたけれど、頑張ったとか気張ったとかはなくて、あくまでも淡々と、という感じだった。

それよりはむしろ、就活をするきっかけをくれた場所や人や出会いや、そもそもの人生にすごくいろんな影響を与えてくれたところが、僕にとって大きなものだったんですね。

インターンシップという経験自体もそうですが、それ以上に、大事な人、大事な場所、自分の想い。というように、わりと今の僕の中にはそこでの出会いから連なるものが積み重ねられているような気がしています。色々あったけれども。

俺の仕事は「人の話を聴くこと」

その先輩とそういった話をしている時に、すごくいいなあと思った言葉をもらったので。

彼はいま仕事でたくさんの学生、そして企業と向き合うことをしています。

もともとは東京で、クリエイティブのほうをやっていて、クライアントとの仕事を主にやっていた後に、いまの人材というか、そういう仕事に関わっている。

仕事の話をしている時に、その彼がふと、

「結局、俺がやっている仕事は、人の話を聴くことなんだよ」

と僕に言ったんですね。さらっと。

「学生と向き合っている時もそう。クライアント企業に足を運んでいたときもそう。別に俺が何かを生み出しているとか、そういうことではないんだ。」と。

「相手の話を聴くことが、俺の仕事なんだ」って言ったんです。

すごくないですか。

超かっこいい言葉だと思いました。

確かにそうだと思うけれど、徹底的に相手に寄り添って、向き合って、話を聴くことって、そう簡単なことではないと思うんです。

仕事というよりも、生き方として、その姿勢がかっこいいなあと。

来年。と言っても明日から来年ですが、4月から僕は社会人として新たな一歩を踏み出します。

まだまだ、まだまだです。

淡々と。そして、謙虚に。

自分と、相手と、目の前の仕事と。

そうやって向き合っていきたいし、その姿勢は忘れずにありたいなと。

なんてことを考えていました。

大事だと思える人たちと関わることができたと思います。

話を戻して、今年1年を思い返して見ると、やっぱり自分の「生き方」に戻るような気がします。

自分の生き方に向き合って、痛い思いもいっぱいして、泣いたり笑ったり。ちょっとは人間味のある時間を過ごせたような。笑

本当に大事だと思える人との出会いがあって、これからもできれば、ずっと続いていきたいなあと思って。来年僕が社会人になっても、東京かあるいはどこかに行っても。

人としての愛をいっぱいもらった1年でした。少しは優しくなれただろうか。

僕は愛のある、そんな大人になりたいです。

ありがとう。そして、これからの人生も、よろしくお願いします。