好きなことだけして生きていけ 〜人は、好きなことを仕事にするために生まれてきた〜
僕が10代の頃に出会った、いまの僕の価値観の多くをつくってくれた僕の師匠は、執筆家である千田琢哉さんです。
僕は千田本に、ものすごく影響を受けている。
僕が大学1年の頃に、大学の友人に初めてプレゼントした本が、
「好きなことだけして生きていけ」
という本。
この本の中にある言葉。
人は、好きなことを仕事にするために生まれてきた。
という言葉。
僕は10代の頃、この言葉に出会って全身に電流が走りました。
まるで、雷に打たれたようなショックだった。
人は、好きなことを仕事にするために生まれてきた。
うわっ、これだ!
と思ったことを、いまでも覚えています。
この感覚というのは、わかる人にしかわからない。
わかる人というのは、好きなことで人生を埋め尽くしたいと思っている人。
そして、自分にとって大きな夢を描いている人です。
大切なのは、「自分にとって」という部分。
夢の大小は、他人に決められるものではなくて、ひたすらに自分で決めるものだから。
逆に、毎日が嫌いなことで埋め尽くされている人には、この言葉は刺さらない。
それどころか、「何を馬鹿なことを言っているんだ」と一蹴されるはずです。
そのくらい、この一言には、破壊力がある。
僕は小学生の頃から、大人たちに「好きなことばかりやっていると、ダメになるよ」と言われ続けてきました。
そして小学生の頃から、「こんな大人にはなりたくない」と思っていました。
なぜならば、どの人もすごく不幸そうな顔をしていた。
好きなことをして生きていない人というのは、こういう風になるのか。ということを、身を持って実感する20年間でした。
そして二十歳をこえた僕は大学時代にも、そんな風に言う多くの大人たちに出会う中で、逆に、素敵な大人にも出会うことができました。
それはやっぱり、本がくれた一つのきっかけで。
そして、そのきっかけから広がっていった先には、目の前の仕事に自分のDNAを刷り込みながら輝いている大人たちがいました。
あのとき、本が語っていたことは本当だったんだな、と。
直感的に、この言葉は正しいと思った自身の感覚は、間違ってはいませんでした。
今度は僕らが、好きなことを仕事にして、生きていきます。
ありがとう。
好きなことだけして生きていけ(千田琢哉著)
君には、いやなことをがまんする時間はない。「やらなかった後悔」ではなく、「やっちゃった後悔」を選ぶ人生を送ってみないか。人生は、あなたが考えているよりは、ずっと甘い。→ 好きなことだけして生きていけ