【就活体験記】君、うちに合わないと思うよ。と言われ続けて最終面接まで進んだ選考。
このブログでは、僕の就活でのエピソードをいくつか綴ってきました。
例えば、 大手広告代理店の面接を受けて落ちた時の話。
あとは、某大手新聞社を受けて、落ちた事件。
などなど、僕の就活は、割と面白いエピソードがあるんじゃないかと勝手に思っています笑
さて、今回は、大手人材会社を受けて落ちた事件を綴りたいと思います。
君、うちに合わないと思うよ。と言われ続けて最終面接まで。
さて、僕が受けた企業の中で、ほぼトップとも言える規模感である、人材業界の企業があります。
まず、1次選考として、確かES(?)とSPIがあって。
(ESは何を書いたか覚えていない。。)
SPIは確か7割ちょっとくらいでパスだったのではないでしょうか。という実感値。電博とかマスコミに比べたら割と楽。面接に比重をかけている感じでしょうか。
まず、今年(17卒)の面接開始時期が6月1日だったのですが、6月1日になった時点で、この企業の内定出しが半分近く完了しているという、なかなかすごい状況から僕の選考は始まりました。
僕はリクナビ経由での正面突破だったので、6月になってから面接に行ったのですが、ここでまずは大きな第一関門。
『教育実習』です。
僕は5月末から6月上旬に約2週間、母校に教育実習に行っていたため、6月の面接解禁後の平日は、選考を受けることができませんでした。
18時以降にスカイプ面接をしてもらった企業も多いし、あるいは日程調整をしてもらった企業も多いです。今回の場合は、後者。
教育実習1週目。僕は2日目から高1〜高3までの物理の授業を持っていたので、空き時間の授業研究の合間に企業に電話やメールをしたり、夜終わってからダッシュで家に帰ってスカイプ面接をしたりと、ものすごくハードな実習でした。
(就活は楽しかったけれど、さすがにこれはもう二度とやりたくないw)
金曜日の最後の授業を終えて、その足で僕は最終便で東京へ。
翌土曜日に、2次選考(1次面接)。
その面接がすごく印象に残っているのですが、人材企業なんだけれども、人事は普通なんですね。こちらの質問に対しても、パッとしない。
「学生時代にがんばったことはなんですか」という質問から掘り下げられていって、それはまあいいのだけれども。
意外とふつーだな、とか思っている中で、印象に残っているのが、
「チームで何かの目標に向かって頑張るモチベーションはなんですか?」みたいな質問をされました。「どうやって頑張りますか?」という質問ですね。
それに対して僕が「別にチームで頑張ろうと思ったことはないですね。体育会系なわけでもないので」と答えて、場がフリーズ。
次いで面接官が僕に「ではあなたは大学時代に、どのようにして飲み会とかに参加されていました?」と。(なんで飲み会の話になったんだっけ。。)
それに対して「大学時代に、飲み会に参加したことは一度もないです。飲み会、嫌いなんで、、すみません」と答えて、再度フリーズ。
落ちたなこれ、と思いながら面接が進んでいきました。
挙げ句の果てに面接官に「うちの会社は、チームで頑張ることを大切にしているので、飲み会もすごく大切」「君はうちに合わないと思うよ」と言われました。
ほー、この人何を言っているんだろうと思いながら、質問の時間。何を聞いたかは忘れましたが、よく分からない回答が返され、もう僕はこの企業には合わないんだろうな、、とか思いながら面接会場を後にしたのを覚えています。
これが最初の面接でした。飲み会のことを聞かれた選考って、初めてだなぁとか、それを聞かれるなら、飲み会にも大学の行事にも1ミリも興味ない僕は落ちるような、とか思いつつ。
とまあ落ちたと思ったその面接でしたが、なぜかその日でパスの連絡がきて、翌日曜日に、次の面接。
その次の面接も、最初と同じような内容に加えて、より多角的に深掘りされていく選考でした。
幼少期から今までを全部掘り下げられたのは、ここが初めてだったので、すごく印象に残っています。
僕の20年間を聞いた後に、面接官に言われた一言。
「君は、うちには合わないような気がするなぁ」
あれ、昨日も聞いたぞ。。と思いながら、「そうなんですかね、、」と返して、面接は終了。(再び、絶対落ちたなこれ、、と思ったw)
その日は日曜日。夕方に面接を終えて、その足で羽田空港へ。またまた最終便で東京を後にしました。
僕は実は翌月曜日に、教育実習の公開授業を控えていて、この数日は睡眠時間を削ってその準備をしていました。指導案を書いたり、板書計画を考えたり、と。飛行機の中は睡眠時間のはずなのに、僕はずっと一人でパソコンに向かっていました。笑
これは本当にもう二度とやりたくない。。
そんなこんなを繰り返しましたが、なぜか僕は面接をパス。
役員面接まで上がることができました。
うちに合わないよね、と言われ続けながら役員面接まで進んだのは、ここが初めてだったので、すごく謎ですが。
その要因はおそらく、「合わないと思われる人材でも、多角的に評価して、採用する」という方針を持っている企業だったから、ということだと思っています。
その多様性が、この企業が人材輩出企業だと言われつつ、ここまで成長してきた所以なんだろうな、と僕は思いました。
長くなりそうなので、今回はここまで。
ありがとう。
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